コスパの意味や使い方、あなたの思っているものと違うかもしれません・・・! 最近高齢者の方と話しをしていると、自分の言葉が気づかないうちに若者言葉、というか現代語を使っているんだなと実感します。 結構無意識のうちに言ってい […]

コスパの意味や使い方、あなたの思っているものと違うかもしれません・・・!

最近高齢者の方と話しをしていると、自分の言葉が気づかないうちに若者言葉、というか現代語を使っているんだなと実感します。

結構無意識のうちに言っているらしく

 

  • ググるって何かな?
  • コスパって私はしらんで~!
  • ウケる?・・・何か貰ったんかな?

 

と高齢者の方に突っ込まれます。

意識していても、染み付いた言葉遣いって治らないんですよね(^_^;)

 

で、今回紹介したいのはそんな現代語の定番となったコスパについてです。

 

実はこの言葉、使い方が誤っているかもしれないんです!

コスパの正しい意味や使い方、そして誤用について見ていきます。

 

記事は下に続きます。

コスパの意味とは

それでは早速コスパの意味を紹介します。

 

白状しますと、私はこのコスパの意味や使い方、間違っていました(汗)

もしかするとあなたもかも・・・?

 

コスパの意味は、正しくはコストパフォーマンスの略です。

価格と価値を対比させた関係性のことを指している言葉ですね

 

ちなみに、

 

 

と訳されています。

 

ですから、単純に安いと言った意味で使うと間違いなんですよね。

 

「豆腐って安いからコスパがいい!」

 

はこの時点で間違った使い方です(^_^;)

正確には、

 

「こっちの豆腐のほうが値段一緒で量が多いからコスパがいい♪」

 

のように、価格と価値を見た時の対比で判断する必要があるのです。

・・・まあ、他の食材に比べたら安い豆腐なら、ある意味コスパがいいも正しいように思えますが(笑)

 

誤用されるコスパ!?

上で少しお伝えしましたが、多くの方はコスパの使い方を間違っています!

そもそも、このコスパは何も値段に限って使う言葉ではありません。

 

  • 時間
  • 人材
  • 労力
  • 費用

 

等ありとあらゆる観点から見て、総合的にコストパフォーマンス、つまり費用対効果が良いか悪いかを判断して使う言葉です。

にもかかわらず、何故か現在のコスパは

 

コスパ=安い

 

といったニュアンスで使われるようになってしまっているのです。

特に若い子は間違えている印象ですね。

 

以前、職場の10代の後輩に、ラーメン1杯360円の店があると紹介したら

 

「ええ!?コスパ良いですね!」

 

と言われました。

聞いてみると、

 

「え、コスパ良いって安いって意味でしょう?」

 

とのことでした。

・・・違う(;・∀・)

 

というか、安いは3文字なんだから、わざわざコスパ良いと長くする意味もないだろう、と思ってしまうアラサーな私です(笑)

 

このように、コスパは安いと混同され、かなり誤用が多くなっています。

もともとは何かと比較しなければ使うことのできない意味の言葉なので、その変しっかりと意識して使っていきたいですね(^_^;)

例文でコスパの使い方を解説

折角なので、コスパの使い方を一つずつ文章にして、詳しく解説していきたいと思います!

 

コスパが良い

 

この靴、安いのに防水性もあって、クッションまで聞いてるからすごい歩きやすいんだよ!

コスパいい靴だな(^^)

 

 

安いだけでなく、

 

安い

防水性

クッションが効いて歩きやすい

 

といった様々なメリットがあるからこそ、この靴はコスパが良いのです。

 

安いだけでは違いますし、どんなに性能が良くても値段が高ければやはりコスパが良いとは言えません。

 

 

の時、初めてコスパが良いという言葉を使うことができるというわけです。

 

コスパが悪い

 

この包丁、高かった割に全然切れなくてさ…ハズレ掴まされたかな(^_^;)

値段は・・・9980円!?コスパ悪いなおい(笑)

 

 

良いの反対は【悪い】ですよね。

コスパが良いの反対も、やはり【コスパが悪い】になります。

 

値段が高い割にぜんぜん来れない包丁。

まさにコスパが悪いものの代表のような包丁ですね(笑)

 

この例のように

 

 

の場合は、コスパが悪いといいます。

 

ちなみにこれ、私の実体験だったりします(;・∀・)

あなたも、高い買い物をする時は、信頼できるお店で確実に買ってくださいね(笑)

 

コスパが高い

 

安いのに暖かいし、生地も上等・・・この靴下最高だよ!

コスパ高いな~どこで買ったのその靴下?

駅前のお店の閉店セール!あ、でも昨日閉店したわ(笑)

買えないじゃん!!Σ(゚Д゚)

 

 

コスパが良いことを、コスパが高いと表現することもありますね。

どちらが正しいということはなく、結局どちらも正しい意味となっているので、相手との会話の流れの中で使い分けてもらえたらなと思います。

 

コスパが低い

 

1個1000円のハンバーガー買ってきたんだけど・・・

どうした?食べたがってたやつじゃん。

いや、正直マクドのハンバーガーのほうが美味しい(笑)

んなわけ無いだろ!一口食わせろよ・・・あ、ほんとだ。

コスパ低過ぎだろ、このハンバーガー(;・∀・)

 

 

コスパが悪いというのを、別名でコスパが低いと表現することも!

 

最近は、付加価値(グッズや【限定50個】など)にお金をかけるお店が増えてきていますね。

ですが中にはその肝心の付加価値が微妙なことも・・・

 

コスパが低いと感じるということは、それだけ人が満足できていない証拠でもあります。

ですから、コスパが低いと噂になっている商品は、あまり手を出さないほうが無難かもしれませんね。

 

・・・私のように、あえてコスパ低いと評判のものに冒険したら、だいたい失敗して終わります、と付け加えておきます(笑)

 

コスパ最高!

 

1000円で食べ放題!しかもこの美味しさ!

開店セール来てよかったな!コスパ最高じゃん♪

 

 

コスパ最高は、コスパ良い・コスパ高いと同じ意味で用いる言葉です。

ただ、【最高】の文字から分かるように、かなりコスパが高いと感じたときにのみ使う言葉と言えますね。

 

価格 ≪ 価値

 

といった具合に価格に比べて明らかに価値が高い、それも異常なほど高い場合に用いるのが一般的です。

 

それこそ、上で紹介したような開店セールなど特別な時にのみ用いる使い方。
それが、

 

コスパ最高

 

なのです(^^)

コスパ行こうぜ!

・・・え?

 

と思った方も多いハズ(笑)

実は、一部では

 

 

という意味にて用いられているそうです。

少なくとも私の住んでいる岡山ではこの意味は誰も知りませんでしたが(笑)

 

おそらく、都会の方で、コスプレパーティーが一般的な場所でのみ通じる言葉なのではないでしょうか。

田舎者には縁遠い言葉のようです・・・(;・∀・)

 

コスパを使いこなそう!

今回は、コスパの意味や使い方について詳しく解説してきました。

 

あなたは、コスパの意味をどのように捉えていますか?

もし

 

 

と考えているのなら、それは違う意味ですのでご注意を!

 

よく使っている言葉だからこそ、使い方を間違えてしまうものです。

誤用とは、明らかな間違いではなく、誰も気づかないような小さな間違いだから怖いものなのです(^_^;)

 

いざという時に恥をかかないように、この記事にてコスパの正しい意味や使い方を理解してもらえたらなと思います♪