ネットでよく見る【草】や【w】の意味、知っていますか? 「草生える!!」 「マジかww」   ネットでよく見るこの2つの言葉、あなたも一度は見たことあるはずです。 若者言葉の代表とも言うべきこれらの文字も、それ […]

ネットでよく見る【草】や【w】の意味、知っていますか?

「草生える!!」

「マジかww」

 

ネットでよく見るこの2つの言葉、あなたも一度は見たことあるはずです。
若者言葉の代表とも言うべきこれらの文字も、それを知らない世代にとっては言葉ではなく、もはや暗号です・・・

若い人たちが当たり前に使う言葉が分からない・・・ちょっと悔しい気持ちにもなりますよね(^_^;)
そこで今回は、誰にも知られることなくこっそり意味を学んでもらうべく、ネット用語【草】と【w】の意味について見ていきます!

記事は下に続きます。

ネット用語【草】と【w】の意味を紹介!

それでは早速紹介していきます。
今回は、ネット用語【草】と【w】の意味についてです。

まずは、wの意味と読み方について見ていきたいと思います。

 

wは、読み方は【笑】です。
「わらう」、あるいは「わら」が正解となっています。

とは言え、基本的にこれは読むものではありません。
少なくとも私は

 

「マジかwww」

 

 

「マジかわらわらわら」

 

と読んだ人は見たことがありません(笑)
ちなみに、人によっては【www】と複数並んだこの状態を草が生えている状態に見えるとして、「くさ」と読む方も存在します。

肝心の意味ですが、読み方の時点で分かる通り「笑う」、もっと言えば(笑)です。
そもそも、この言葉自体が

 

  1. (笑)
  2. (笑
  3. (w
  4. w

 

といった具合に変化・省略化されていった言葉ですから、当然意味は変化前と同じ(笑)となります。
このwが複数ついているということは、その発言がかなり面白いという意味です。

wが多い場合は、つまり相手は今大爆笑していると思ってもらえればいいかと思います(^^)

wの使い方と例文

さて、ここでwの使い方について紹介していきたいと思います。
といっても、この言葉を説明するのには言葉そのものよりも例文を通していったほうがはるかに理解が簡単です。

というわけで、wの使い方、例文で学んでいって下さいね(^^)

 

あの番組マジ面白いw

 

このように、なにか面白いことをネット上のやり取りやSNS、LINEなどで相手に伝えるときに用いるのが一般的です。
とは言えこちら、【w】一個なので、ひょっとしたらそこまで面白くなかった番組なのかも知れません(笑)

 

ウケるwww

 

若い子に多い使い方です。
特に女子高生~20代前半の女性が多く使っている印象です。

というか、会社の女性の後輩の子が当たり前のように私に例文そのままの文面を送ってきます。

年配の方からしたら「年上に失礼では?」と思うかも知れませんが、若い方たちからすれば何も失礼なことではなく、むしろ仲がいいからこそ使っている言葉のようです。

 

先生遅刻して焦る姿ワロタww

「ワロタ」の後につけるのは多いですね。
ネット世界で定番の組み合わせですが、ちょっと相手をからかうような時には【ワロタ+w】を送ってみても良いかも知れませんね(^^)

 

草の意味や読み方

次に、草の意味と読み方についてです。
当然ですが、地面に生えている草のことではありません(笑)

読み方はそのまま「くさ」です。
肝心の意味の方ですが、

 

 

などが当てはまります。
実際には、単語で使うというよりも、他の言葉と合わせて用いられることがほとんどです。

 

あいつ空気読まなすぎ草

テレビでうちの近所紹介されてて草生えた

 

と言った具合に、話の最後にくっつきます。

何故、面白い・ウケると言った意味を草が持つようになったのか。
それは、先ほど紹介したwの意味に由来します。

先ほど紹介したように、wには(笑)の意味があります。
これを何個も連続でつけることにより、数に比例した大きな笑いを表現するわけですが、まずはこの文字列をご覧下さい。

 

「ウケるwwwwwwwww」

 

この、多量に並ぶwの様子が、地面に草が生えている様子に似ていることから【草】になったのです。
言われてみれば確かに、草が生えているように見えなくもないですね(・_・;)

ちなみに、語源というか初めて使われた場所は2チャンネルと言う掲示板です。
2000年代前半に登場したこの言葉は、長らく他の場所で見ることのない言葉でした。

ですが、段々と2ちゃんねる以外の場所でも使用される機会が増え、気づけば若い世代を中心に多くの方に愛される?言葉となっていたのです(^^)
ちなみに意外かと思うかも知れませんが、本格的に一般に使われだしたのはここ数年です。

2016年、TwitterとFacebookを始めとしたSNSにて、【草】【w】が使用されるようになったのです。
これで人気・知名度共に爆発的に上昇し、若者言葉として不動の地位を作り上げたのです!

ネットを使用しない方たちにはまだまだ認知度が低いですが、どんどん広まっていくこのスピードを考えると、近い将来日本中どこでも当たり前に使われる言葉に変わっているのかも知れませんね。

草の使い方と例文

草の使い方も例文を用いて紹介していきます。
ネットで使われることがほとんどなのですが、最近は若い世代の子たちとLINEしている際などにも突然登場するこの言葉・・・

知っておいて損はないので、是非目を通してみて下さいね(^^)

 

なにか面白い発言に対して使っているケースです。
このように、【草生えた】で笑えたという意味を持たすことも可能です。

 

こちらは、シンプルに文末に草をつけた場合です。
ただカッコイイだけでなく、ちょっと相手をからかうような意味合いが込められています。

 

シンプルに、【草】一文字が送られてくることも。
つまり、(笑)なわけですから、会話の流れが面白かったと言いたいわけです。

 

ただ、10代の女の子に聞いた際には

 

「返事がめんどくさくなったら使いますよ~♪」

 

と言われたので、こればかりが返ってくる時は、少し注意が必要なのかもしれませんね(^_^;)

 

草とwの関連語・派生語

さて、最後に草とwの関連語・派生語について紹介しておきたいと思います。
実はこの言葉、ネットで使われていただけあって、どんどん面白おかしく進化していったのです。

一体どのような言葉に変わっていったでしょうか?

 

草も生えない

これは、(笑)が生えないということで、笑えないという意味になります。
相手の冗談がつまらなかったときなどに使ってあげましょう(笑)

 

草原・大草原

草がたくさん生えている草原ですから、その意味も大笑いという意味に変わります。
それよりも更に大爆笑したときに使うのが【大草原】となっています。

 

草不可避・大草原不可避

こちらは笑いを我慢できないケースです。
どうやっても笑ってしまうほど面白い場合には、【草不可避】などでその気持を相手に伝えます。

同じように、大草原不可避は大笑いするしかない!という意味で、面白すぎる何かに対する返事として用いられます。

 

流石に草を禁じ得ない

こちらも、笑ってしまうことに対する返事です。
ちょっと硬い言い方に見えますが、内容は草不可避と全く一緒です。

 

草生やすな

草=(笑)を生やすなという所から、笑うなという意味になっています。
ただ、LINEなどでこの言葉が来る時は、本当に笑ってほしくないわけではなく、笑っていることを茶化している場合などがほとんどです。

 

「お前の動画、笑えるわ~」

「草生やすなって!」

「いやいや、無理でしょw」

 

といった会話の流れの中で用いられることも少なくありません。

 

wwwwwwww=芝生

最後は、wの関連語です。
と言っても、使い方は何も変わっていません。

会話の後などに、沢山のwをつけた文が返ってきたことはありませんか?
あるいはシンプルに「wwwwwwww」と言った具合に、wのみがたくさん送られてきたことなどもあるかも知れません。

こちらは、芝生と呼ばれています。
草がいっぱい生えているということで、芝生となづけられたようです。

色々な派生語がありますね。
最初に考えた方の発想を、本当尊敬します(^_^;)

草とw、2つの若者言葉を使いこなそう!

今回は、草とw、2つの若者言葉の意味について紹介しました。
どちらも基本的には(笑)を示しているので、あまり深く考えず

 

「あ、今面白がっているんだな」

 

と考えてもらえればなと思います。

人によっては、これらの言葉に嫌悪感を持つ方もいるかと思います。
実際、部下や後輩から

 

「先輩、仕事ミスりましたww」

 

と送られて来た時は、僕もかなりビックリしました(-_-;)

ですが、今はそういった時代なのかも知れません。
若者言葉の全てに目くじらを立てイライラしていては、あなたの方がストレスで参ってしまいます。

もちろん、使っていい場面・使ってはいけない場面がありますが、本当に駄目なときのみ指導することにして、後はスルーするのが上司としての器なのかも知れません。

逆に、こうした若者言葉も使いこなすことで

 

「あ、この先輩は親しみやすいな♪」

 

と感じてもらい、後輩たちと一気に心の距離を詰めることが出来るのも事実です。

ネットで生まれ、若者言葉として浸透した【草】・【w】。
もっと年配の世代が使いこなすようになる日も、案外近いのかも知れません(^^)