「とりま」という言葉を聞いてことがありますか? 「みんな揃ってないけど、とりま、始めますか!」なんて言葉を聞いて、なんのことだかさっぱりわからなかったあなたのために、今回は「とりま」の意味について説明しましょう! &nb […]

「とりま」という言葉を聞いてことがありますか?

「みんな揃ってないけど、とりま、始めますか!」なんて言葉を聞いて、なんのことだかさっぱりわからなかったあなたのために、今回は「とりま」の意味について説明しましょう!

 

意味を知らない方も、知ったかぶりをして使っているあなたも、ぜひこの機会に意味を知って活用してみてくださいね!

記事は下に続きます。

とりまの意味

「とりま、ビールで!」なんて言われて、とりまって何?焼き鳥??なんて思ってしまった方も多いかと思います。

「とりま」は「とりあえず、まぁ」の略語なんです。

 

「とりあえず、まぁ生にしよっかな」このような感じで話出す人は多いですよね?

話し始め、または仕切り直しなどの時によく使う「とりあえず、まぁ」を一つにまとめたのが、「とりま」ということなのです。

 

とりまの意味まとめ
  • いったん
  • ひとまず
  • さておき
  • 結論からいうと

 

などがありますね。

元は、若者言葉、とくに女子高生が中心となって用いるJK用語としてとして活用されてきた「とりま」。

 

ですが、インターネットやSNSなどで広く使われるようになり、若者だけではなく、広い世代に浸透するようになったのです。

とりまの使い方を例文解説!

だいぶ「とりま」の意味がわかったかと思いますので、実践できるように例文をご紹介しましょう!

この活用さえ覚えれば、あなたも「とりま」がマスターできるはずですよ!

 

LINEで「とりま」を使うときは…

LINEでのとりまの例文
  1. 「明日遊ぶの超楽しみ!何時にどこに集合する?」
  2. 「それな〜。とりま新宿ルミネ前に10時でよくね?」
  3. 「あーね。とりまそうしよ」
  4. 「とりまフロリダ」
  5. 「りょ」

 

さてあえての若者言葉をたくさん盛り込んでみましたが、この中では「とりま」が様々な意味で使われています。

 

2のとりまは、「とりあえずまぁ」として使われていますよね。

いろいろ決めるのはめんどくさいから、とりあえず時間だけを提案したという感じです。

 

3は、提案への納得でそうしようという同意の意味で、とりまが使われています。

4に関しては、意味不明な感じがしますが「とりあえず、お風呂に入るので、離脱します」という意味なんです。

 

意味はどれもとりあえずまぁという意味ですが、少しずつニュアンスが違いますよね。

ニュアンスも違いますが、この場合の「とりま」は、いつでもどこでも繋がれちゃうLINE上の会話を「とりま」を使うことで、端的に用件を伝え終わらせようとすることができちゃうんです。

 

この場合も、どうせ明日会うのだから、とりまを使うことによって集合場所・時間を決めることにより、さっさと終わらすことができていますよね。

なんだか話が続きそうな場合は「とりま、また明日話そう」と送れば、相手も納得してくれるはずです。

 

是非活用してみてくださいね。

ネット用語としての「とりま」の意味

ネット用語でのとりまも意味としては変わりません。

「とりままとめ」などとタイトルがつくものも多くなりましたが、「とりあえずまとめてみた」という意味になります。

 

どちらかというと、とりあえずやとりいそぎという意味に近いかもしれませんね。

ネット用語は、略されることが多く、このほかにも「ちな」「そそ」「ぶっぱ」などの言葉があります。

 

「ちな」はちなみにの略「そそ」はそうそうの略「ぶっぱ」は「ぶっぱなす」の略なんだそう。

そのままいっても大して長い言葉ではありませんが、やはりネットでは、いかに短く、早く、端的に伝えるかが重要なんでしょうね。

とりまは古い!?既に死語って本当?

活用方法も知ったし、さっそく「とりま」を使ってみよう!と思ったあなたに、残念なお知らせです・・・。

実は、とりまはすでに古い言葉となってしまいました・・・。

 

言葉の消費期限もかなり早くなっていますが、2006年頃からネット用語として広まった「とりま」

しかしそれよりも前からギャルと呼ばれていた若者たちが使っていたのです。

 

ということは、とりまはもはや10年以上前の流行語ということ!

現在と意味も使い方もまったく変わりません。

 

ゆとり言葉なんて言われていますが、実はとっても歴史のある言葉だったんですね。

2015年ごろに行われたアンケートでは、女性・男性が聞いてイラッとするネット用語の上位にランクインしてしまうほどでした。

 

歴史のある言葉「とりま」しかし、どうでしょ?古くて死語というよりは、むしろ当たり前に使われていますよね?

とりまは、もはやスマホやテレビなどと同じように、普通の言葉として市民権を得たんですね。

 

知らなかった方も、これを機に自然に使えるようになってみてくださいね!

あ、でも上司や大事な場で使うのは、やめたほうがいいですよ!

 

あくまでも友達同士の時に使うことをおススメしますよ。

まとめ

今回は「とりま」の意味についてご紹介しました。

 

  • とりまの本当の意味は「とりあえず、まぁ」
  • いったん、ひとまず、さておき、結論からいうとなどに置き換えることができる
  • とりまの活用はさまざま
  • ネット用語としても活用されている
  • とりま以外にも略語がたくさん使われるネットの世界
  • とりまは死語?いえいえすでに市民権を得た言葉です
  • とりまを使用する際は、場所をわきまえて!

 

でした。

 

「とりま」は意外と便利な言葉なので、是非使ってみてくださいね!

もちろん、目上の方の前では、絶対NGなのもお忘れなく(笑)