最近よく「マウンティング」とか「マウントを取る」なんて言葉を耳にしますが、これってどういう意味なのでしょうか。 なんとなく意味がわかっても、本当にこれかな?と分からずじまいで、なかなか使えない方のために、今回は「マウント […]

最近よく「マウンティング」とか「マウントを取る」なんて言葉を耳にしますが、これってどういう意味なのでしょうか。

なんとなく意味がわかっても、本当にこれかな?と分からずじまいで、なかなか使えない方のために、今回は「マウントを取る」の意味と使い方、同じ意味を持つ言葉についてもご紹介したいと思います。

 

これであなたも明日からマウントを取れますよ!

記事は下に続きます。

マウントを取るの意味

「マウントを取る」という言葉から、どんな意味が想像できますか?

なんとなく考えられるのは、相手よりも優位に立つために、上から物事を発言するという感じではないでしょうか?

 

さっそく辞書で調べてみると「マウントを取る」は、相手よりも上の立ち位置を取り、相手に対して優位性を保つ、威圧的な態度を取ることと書かれていました。

マウントを取るという言葉の語源は、格闘技のマウントポジションという言葉だと言われています。

 

マウントポジションは、相手の上に馬乗りになった状態のことで、相手が身動きがとれない状態のことを指します。

これが「語源となりマウントを取る」は相手よりも上から物事や態度を表し、威圧的・攻撃的な態度を取るという意味で使われるようになったのです。

 

ネット上で使われるようになったマウントを取るという言葉は、自分は相手よりも上だ!と主張する行為として使われるようになりました。

実はこれには、もう一つ説があり、動物社会学用語の「マウンティング」から派生した言葉とも言われています。

 

サルの世界では、相手の背に乗って自分の方が立場が上だと主張することをマウンティングと呼んでいるので、これが語源となって、マウントを取るという言葉になったとも言われているのです。

 

マウントを取るの類語

マウントを取る=相手よりも優位性を保つという意味ですが、なかなか使い慣れない言葉は、意味も覚えにくいですよね。

そこで、今回は類語をご紹介したいと思います。

 

類語つまりは、置き換えても違和感のない言葉、似ている言葉ということになります。

マウントを取るの類語は、

 

  • 言い負かす
  • やり込める
  • ねじ伏せる

 

となるでしょう。

類語で挙げた言葉も、意味としてはわかりますが、なかなか使う言葉ではないので、どちらかというとマウントを取るの方が使い易いですし、伝わり易いかもしれませんね。

マウントを取るの使い方を例文解説

では、さっそくマウントを取るを使った例文をご紹介したいと思います。

今回は、様々なケースをご紹介したいと思います。

 

  • 上司
  • オタク
  • ネット上
  • ジャニオタ

 

というパターンに分けて例文をご紹介したいと思います。

これを踏まえて、皆さんも活用してみてくださいね。

上司の場合

マウントを取る例文1

上司「今どこに住んでるの?」

自分「⚪︎⚪︎です。」

上司「賃貸?」

自分「そうですね」

上司「俺が君の年の頃はもうマンション買ってたよ〜」

 

いつ買おうが、何歳で買おうが、そんなこと関係ないにも関わらず、必ず自分がその年齢の頃はと、マウントしたがる上司いますよね〜。

 

そういう上司の会話は、笑顔でかわして無視しましょう!

男性は仕事でき・不出来、彼女いる・いない、学歴などでマウントを取れらることが多いようです。

 

女性のマウント取り合戦も多く見られます。

自分の子供の学歴や優秀さでマウントを取ってくる人や容姿の綺麗さでマウントを取る人などが多くいるようです。

 

皆さんもそんな上司に出会ってしまったら、好きなだけマウントを取らせておいて、笑顔でさっさとその場を立ち去りましょう。

オタクの場合

漫画やアニメ、ゲームなど様々なジャンルで、オタクと呼ばれる人たちがいますよね。

特定のアニメに登場するキャラクターや、ゲームに関して、すごい情報量を持っている彼らは、知識やスキル、ゲームでいうとスコアでマウントを取ります。

 

「お前スコアいくつ?」と聞かれて答えた時に、鼻で笑われたらそれは完全にマウントを取られたと思いましょう。

ネット上でのマウントを取るケース

もともとは、ネット上でこの言葉が誕生したとも言われています。

自分は絶対にこの分野の専門知識にたけている!と思うネットの住人たちが、自分がすごいと分からせるためにマウントを取りたがるのです。

 

マウントを取る例文2

Aさん「いや〜前回のアニメ⚪︎⚪︎⚪︎本当におもしろかったよね」

Bさん「あれって背景のイラスト⚪︎⚪︎が描いてるって知ってる?」

Aさん「あーあの人なんだ!⚪︎⚪︎ってあ作品のイラストも描いてるよね」

Bさん「・・・・」

Aさん「もしかして⚪︎⚪︎知らない?⚪︎⚪︎は歴代視聴率ナンバー1なんだよ」

 

と、Bさんが出したネタにさらに乗っけてくるようなパターンです。

こういう時ネット上の住人はなかなか素直になれないようですね。

ジャニオタの場合

ファンになった場合、特に好きになった歴が長いとか短いとかは関係ないにも関わらず、ファン歴をマウントする人たちも多いようです。

 

例えば、ジャニーズのファンの方でいうとまだまだジュニア時代で売れない頃から、応援してきた、見守ってきたという人は、売れてからファンになった人にたいして

 

「私はまだ⚪︎⚪︎くんが、駆け出しのころから見舞ってきたから。」

 

というマウントを取りたがります。

もしファン歴を聞かれて、私は昔から・・・と思い出話を語りはじめようとした際には、マウントを取られること間違いないので気をつけましょう。

まとめ

今回は「マウントを取る」についてご紹介しました。

 

  • マウントを取るという意味の語源は、格闘技のマウンティング
  • その他にも動物が背にのって相手よりも優位にたつマウンティングとも言われている
  • 言い負かす、やり込める、ねじ伏せるが類語
  • 様々な日常シーンでマウントはとられている

 

マウントは知らない間に取られていることが多いようなのでみなさんも気をつけてくださいね。