パイオニア、よく聞くカタカナ英語ですが、その意味は知っていますか? 会社名や、アイドルグループの歌のタイトルに採用されるなど、今や日本人にとっても馴染み深い言葉となった【パイオニア】です。 しかし、馴染み深い言葉=意味を […]
パイオニア、よく聞くカタカナ英語ですが、その意味は知っていますか?
会社名や、アイドルグループの歌のタイトルに採用されるなど、今や日本人にとっても馴染み深い言葉となった【パイオニア】です。
しかし、馴染み深い言葉=意味を知っているかと言われれば・・・案外みんな、知らないんですよね(^_^;)
そこで今回は、パイオニアの意味や使い方について詳しく見ていきたいと思います!!
パイオニアの意味と語源
それでは早速紹介していきます。
まずは、パイオニアの意味や語源についてです。
パイオニアには
- 開拓者
- 先駆者
- 草分け
といった意味があります。
つまり、何かを最初にやった人、新しいジャンルを切り開いた人などに対して使う言葉なのです。
英語で書くと、つづりは【pioneer】となります。
eが二個並ぶのがポイントですので、書く時はご注意を(^^)
さて、実はこの言葉・・・語源は英語ではなく、古代フランス語です。
古代フランス語で、【歩兵】を意味する言葉から誕生したと言われています。
それぞれ
- 足を表す【pion】
- ~を仕事にする人を意味する【-eer】
これらを組み合わせて出来たのが、道を切り開く歩兵という意味を持つ【pionier】なのです。
窮地において、歩兵が歩き道を切り開いていく様子からこのような意味が付けられました。
時代の流れと共に英単語も変化していき、現在の【pioneer】という形に落ち着きました。
ちなみにこの英単語、本来は名詞・形容詞・動詞など複数の形で活用することが可能です。
日本語においてもこれは有効で、
(ジャンルなどを)新規開拓する
最初の〇〇
開拓者の〇〇
と言った具合に、色々な意味合いをもたせることが出来るのです。
結構使い勝手の良い単語と言えそうですね(^^)
日本人で言えば、野茂英雄選手が最もイメージしやすいパイオニアですね。
彼は、まだまだアメリカでプレーするという発送が殆どなかった時代に大リーグに挑戦し、見事大成功を収めました。
そして、日本人メジャーリーガーという新しい世界を切り開いたのです!
まさに開拓者、パイオニアです。
他にも、私達の身近に存在するスマホ。
この開拓者はと言えば・・・アップルの創業者【スティーブ・ジョブズ】です。
彼は、携帯電話しかなかった時代に全く独自の発想で物事を考え、遂にその考えを
iPhone
という形で具現化しました。
最初はすべての人が失敗を革新したこのアイテムは、今では私達人類にとって無くてはならない必須アイテムへと変貌を遂げています。
まさに、スマートフォン業界の開拓者というわけですね。
このように、新しいジャンルに挑戦し、成功・道を切り開いていく人やその姿勢をパイオニアと呼ぶのです。
パイオニアの使い方と例文
ここで、パイオニアの使い方について見ていきたいと思います。
折角、パイオニアという言葉の本当の意味を知ったのです。
ここからは、その学んだ意味をもっと理解するべく、使い方についてもしっかり学んで行ってくださいね。
それではスタートです!
この発明品はパソコン業界のパイオニアになるぞ
パソコン業界では毎年、いえ、毎月のようにどんどん新しい商品が出てきています。
そういった中でもやはり何年かに一度、パソコンの根本を覆すような素晴らしい商品が出てきます。
そうした、世界をもっと便利にしてくれる製品や、それを開発した会社はまさにパイオニアと言えるでしょう。
私も、彼のパイオニア精神を見習って頑張りたいものだ
このパイオニア精神という言葉、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
あるいはパイオニアスピリットという言葉で聞き覚えがある方も多いはず。
これはつまり開拓の精神、新しいジャンルに挑戦し、どんどん道を切り開いていくと言う心構えです。
わかりやすい言葉で言うと、チャレンジ精神ですね。
多くの業界において、特に技術発展が目覚ましい IT分野では、このパイオニア精神が声高に叫ばれています。
しかし実はこの単語、意味を深く理解していない人が多いのもまた実態です・・・
開拓していく心意気は素晴らしいですが、まずが相手が理解できるような言葉で説明していく意識。
案外そういった細かい気遣いこそ、後の発明・パイオニアへと続く道なのかも知れませんよ?(^^)
見たことのないものをどんどん生み出すパイオニア集団
あなたの周りにも、人と全く違う発想でどんどん素晴らしいものを生み出す人はいませんか?
人と考え方が違うため少し変わり者に見られがちな彼らこそ、新しい時代を築こうとしているパイオニアなのかもしれませんね。
そういった、新しい世界を切り開いていく姿勢を持った人たちの集まりこそがパイオニア集団なのです。
私いつかこのような集団に入っていきたいものです(^^)
見ての通り、基本的にパイオニアはとってもポジティブな意味を持つカタカナ英語です。
ですから、こうした言葉を意識的に使う人は、何事にも前向きにどんどんチャレンジしていく人なのかも知れませんね!!
ちなみに、時折このような言葉を聞くことがあるかも知れません。
パイオニア商品って、やっぱり使いやすいよな
パイオニア=先駆者と考えるなら、こちらはこれまでにない新商品ということになります。
にもかかわらず、まるで慣れているかのような「やっぱり使いやすい」の一言・・・これは、混乱してしまいますよね(^_^;)
ですが、安心して下さい!
これはパイオニアという会社名を指している言葉です(笑)
日本を代表する電機メーカーの一つであるパイオニアは、主にカーナビなどの製品を販売しています。
どんどん新規ジャンルを開拓していこおう!という意思が感じられる素晴らしい社名ですね♪
時折この社名のせいで混乱してしまう方もいるようですので、くれぐれもご注意を・・・
あなたの職種のパイオニアを目指せ!
今回は、パイオニアの意味や使い方・語源について見ていきました。
開拓者・先駆けという意味を持つこの単語、とっても前向きな気持になりますね。
よくある勘違いの一つは、
パイオニア=既存商品のアップデート
というものです。
もちろん、より良いものにするという考えは素晴らしいものです。
ですが、それはグレードアップではあっても、パイオニア=開拓ではありません。
誰も想像していないもの。
それこそ、日本人メジャーリーガーであったり、あるいはiPhoneであったりです。
このような発明こそ、パイオニアと呼ぶにふさわしいものなのです。
あなたは、どんな職種で働いていますか?
あるいはどの仕事につこうと思っていますか?
- 医療
- 福祉
- 料理
- 営業
- 科学
どの分野であっても、常に新しいものを目指そうとする精神は、楽しく仕事していくためにも必要不可欠です。
あなたも、もちろん私もですが(笑)
パイオニア精神を忘れず日々邁進していきたいですね!!