シラフの意味、実は一つじゃないんです!! あなたはこんな言葉を聞いたことがないでしょうか? 「シラフじゃこんなこと言えないよ」 「シラフの時に話をしようよ」 ドラマなどで時折耳にするこの言葉、 […]
シラフの意味、実は一つじゃないんです!!
あなたはこんな言葉を聞いたことがないでしょうか?
- 「シラフじゃこんなこと言えないよ」
- 「シラフの時に話をしようよ」
ドラマなどで時折耳にするこの言葉、実は若い世代を中心に意味を知らない方が増えてきているんです。
しかし、この意味を知っていると思っているあなた・・・要注意!
実は、意味はが二つある言葉なんです!
今回は、意外と知られていないシラフの意味やその漢字、使い方等についてみていきます(^^)
Contents
シラフの意味は何?色々な視点から分析!
それでは早速紹介していきます。
今回は、シラフの意味についてです。
ある程度以上年配の方の場合は、シラフと言う言葉を耳にした覚えがあるかと思います。
お酒を飲んでいる人によく使う言葉ですよね(^^)
なんとなく意味を知っている方も多いとは思いますが、実はこれ・・・
若い人は知らない
事が多いんです!
私もこの事実には正直かなりビックリです(^_^;)
とはいえ、お酒をたしなむダンディーなあなたも要注意!
実はシラフには二つの意味があるんです。
調べていくと、この【シラフ】・・・かなり興味深い情報がドンドン出てきたんです。
と言うわけで今回、
意味
語源
使い方
漢字
英語
といった、シラフに関する情報を丸裸にしてしまいました!
あなたはこの言葉、一体どれだけ知っていますか?
一緒にその奥深さに酔いしれていきましょう。
意外と知らないシラフの2つの意味
まずは、シラフの意味についてみていきます。
それでは早速見ていきますね。
シラフの二つの意味、それは・・・
- 酒に酔っていない、普段通りの状態
- 何事もない無事な状態
です!
そもそもどちらの意味も知らない人のために、順を追って説明していきますね(^^)
シラフは、元々酒に酔った人、あるいは酔っていない人(普通の状態の時)に使う言葉です。
酒を飲まない人には、基本的には使いません。
シラフで出直してきな!
シラフの時に話をしよう
等、酒に酔っている方に対して「酒を抜いてこい」と苦言をかける時などによく見られます。
ですから、お酒を飲まないことも増えた若い世代の方にとっては縁遠い言葉になっているようです。
実はもう一つ、シラフには意味があります。
それは【無事】です。
こちらはほとんど使われることがないので、知らない方も多いはず。
ですが意味としては残っているので、是非是非こちらも知っておいてもらえたらなと思います(^^)
【シラフ】の語源と漢字に関する考察
一体、シラフの語源は何なのでしょうか?
それを知る上で、まずは漢字を知る必要があります。
そもそもしらふは二つの漢字を持っている珍しい言葉です。
素面
白面
このどちらもが、【シラフ】を表す言葉です。
ちなみに一般的には素面の方が使われます(^^)
二つ共に使われている【面】は、【顔】を意味しています。
そう、私達人間の顔です。
考えてみれば、私達の【顔】とお酒は切っても切れない縁です
酔っ払うと顔が赤くなり
悪酔いすると真っ青に・・・
お酒一つで、私達の顔はまるで信号機のようにコロコロ色が変わっていきます。
考えてみれば、恐ろしい話です・・・(^_^;)
その一方で、お酒を飲んでいない状態=シラフの際には顔が白いですよね。
その事もあって、まずはシラフ=「白面(白い顔)」の漢字が当てられました。
一方で素面の方はと言いますと、こちらは元々「すめん」という読み方がされていました。
その意味は
剣道・能楽等で面を付けていない状態
化粧していない顔・すっぴん
となっています。
つまり、「すめん」自体にもちゃんとした意味が存在しているのです。
ここから転じて生じたのが「素面(しらふ)」で、その意味も
酒に酔っていない状態
と変わりました。
「すめん」の意味から考えると、
酒が入っていない状態
飲酒をしていない状態
と言ったところでしょうね。
このようにして、シラフの漢字である【素面】・【白面】が生まれていったのです。
これがシラフの語源となっています(^^)
使い方を紹介!
さて、言葉の意味が分かったところでその使い方についても見ていきたいと思います。
シラフの使い方は次のようなものがあります。
- 「シラフで告白なんて出来ないから、飲んでおく!」
告白の際、恥ずかしさからアルコールの力を借りるべく、お酒を飲む人が多いですよね。
・・・私もです(笑)
ですがこれ、告白の最中気分が悪くなったり、テンションが上がりすぎて失敗するパターンです。
おすすめはしません(ーー;)
- 「シラフで話したいから今日は帰ってくれ」
大事な話をするときは、アルコールが入っていない状態で話したいですよね。
お酒の席で場違いな話をされたら、後日場を設けるようにしましょう。
- 「あれだけ飲んだのに、まるでシラフのような顔色だな・・・」
たまに、お酒にめちゃくちゃ強い人っていますよね。
そんな人には、この言葉を贈りましょう。
- 「顔真っ赤だけど、お酒でも飲んだの?」
「いや、シラフだし・・・」
顔が真っ赤になるような恥ずかしい事件があったのでしょうか?
そんな時は、上手くごまかしていきましょう。
- 「シラフになって出直してこい!!」
お酒を飲んだあとで謝りに来る旦那さんに困ったら、この言葉です。
誤るときは、アルコールに頼らず誠実に話をしたいですね(ーー;)
と、このように、シラフは案外使える場の多い言葉でもあります。
あなたももし似たようなシチュエーションに出くわしたなら、使ってみて下さいね(^^)
勿論、酒を飲み過ぎて相手に釘を刺されるような事態は避けたいところですが・・・
英語表記はちょっとおしゃれに!?
日本語であるシラフですが、当然お酒は海外にも存在しています。
シャンパン
ウイスキー
ワイン
海外のお酒も数多くありますよね。
ということは、当然シラフを表す言葉が海外にも存在しています(^^)
今回は、英語表記による【シラフ】を見ていきます。
実はいくつか用意されていて、
- sober
- sobriety
- not drunk
- be stone-cold sober
等があります。
not drunkは単語そのまま「飲んでいない状態」を意味しています。
まさにシラフですね(o^^o)
また、soberとその活用形であるsobrietyは、一文字でシラフを表す単語となります。
外国の方にシラフであることを伝えたい場合は
I’m sober.
と一言言えばOKです(^^)
更に強調したいなら、【be stone-cold sober】があります。
こちらは
「完全なシラフです!」
と強くアピールしたいときなどに効果的となっています。
流石、お酒は万国共通ですね。
お酒を飲んでいない状態を意味する英語がこんなにたくさんあるなんてビックリです(^_^;)
あなたも、お酒に酔ったのをごまかしたいときは、ちょっとオシャレに
「I’m sober!」
と言ってみて下さいね。
なんとなく、カッコイイ気分を味わえます(笑)
【シラフ】を飲み会で活用しよう!
今回は、シラフの意味や漢字・語源、使い方などについてお伝えしていきました。
大学生から社会人になると、お酒を飲む機会が一気に増えます。
そのとき、「シラフ」と言う言葉を知らないと、年配の上司とのコミュニケーションにちょっと気まずさを感じてしまう恐れも・・・(^_^;)
今では「パワハラ!」等と言われるため減りましたが、まだまだ上司との飲み会=飲みにケーション至上主義な方も大勢います。
もちろん無理に飲みに行く必要はありませんが、楽しそうな場合はドンドン参加して友好を深めてもラエレバンと思います(^^)
ですが、飲み会の場で会話に乗り遅れないように、シラフの意味をしっかり把握しておいて下さいね。
また、お酒の場でのちょっとした会話のネタに今回の話題はピッタリです。
何故シラフというのか
どのような漢字が当てられているのか
英語で言うと?
この辺をしっかり把握して、飲み会の主役になって下さいね♪