メルシーの意味とその返事、知っていますか? フランゴで最も有名な言葉といえば   「メルシー」   ではないでしょうか? 聞いたことがないという方はほぼ皆無のはずです。 さて、そんな言葉なのですが、あ […]

メルシーの意味とその返事、知っていますか?

フランゴで最も有名な言葉といえば

 

「メルシー」

 

ではないでしょうか?
聞いたことがないという方はほぼ皆無のはずです。

さて、そんな言葉なのですが、あなたはもし今この瞬間

 

「メルシーの意味、教えて!」

 

と言われたら、答えることが出来ますか?
また、相手の方に

 

「メルシー」

 

なんておしゃれに言われたら、どのように返せば良いのかわかりますか?
この記事では、メルシーの意味とその返事について詳しく解説していきます。

 

記事は下に続きます。

メルシーの意味はありがとう?

それでは早速紹介していきます。
今回は、メルシーの意味についてです。

まずは、辞書にてメルシーの意味を調べてみたので御覧ください!

 

 

この様になっていました。
なるほど、どちらも一律に「ありがとう」の意味を持つようです。

 

確かに、映画などでフランス人の方が出てきた場合、

 

  • 助けられた時
  • 親切にされた時

 

 

「メルシー」

 

と言っていますし、この意味で間違いないですね!!(^^)

 

メルシーボークの意味も紹介!

メルシーと合わせてよく聞く「メルシーボーク」。
こちらはどういった意味なのでしょうか?

調べてみた所、メルシーボークの意味は

 

「どうもありがとう」

 

でした。
より丁寧なお礼を言いたい時に、このメルシーボークを用いています。

 

ちなみにスペルですが

 

 

 

 

と表記されます。
beaucoupの意味ですが、こちらは「多く、非常に」となっています。

 

なるほど、【非常に・多い+ありがとう】となり、その結果【どうもありがとう】という、より丁寧なお礼の意味になったというわけですね!!

そう考えれば、英語で言うところの「thank you very much」も同じ意味として使えますね(^^)

メルシーとメルシーボークの使い方を紹介!

それでは、【メルシー】と【メルシーボーク】の使い方の例をみてみましょう!
日本語でわかりやすいようにしておきますね(^^)

まずは、メルシーからです。

 

 

親しい友人に、お菓子をもらったりすることもありますよね。
深いお礼、というよりは、心許している仲間に対して「ありがと!」と感謝を表しつつ、重くなり過ぎない表現です。

 

友人にちょっとプレゼントして

 

「どうもありがとうございます!」

 

なんて言われたら、むしろショックですもんね(笑)
丁寧な言葉が礼儀の基本ではありますが、時と場合によるのもお忘れなく♪

 

 

当然ですが、メルシーは会話の最初に来ても最後に来ても、問題なく使用することが可能です。

こちらも、友人とのちょっとした会話でのシーンです。
頼み事をして、聞いてもらう。

こんな些細な会話の中では重苦しくない、むしろ軽めのお礼のほうが相手への友情がよりハッキリ伝わりますよね(^^)

 

では、次はちょっと丁寧なお礼である【メルシーボーク】の使い方です。

 

 

  • 誰かにどうしても連絡が取りたい時
  • 道に迷いそうでマップ検索をしたい時

 

様々な場面で、私達はスマホの電池が無ければどうすることが出来ない場合も少なくありません。
・・・便利な時代ですが、ちょっとスマホ依存が怖くもありますね(ーー;)

そんな時に、横からすっとスマホ充電器を貸してくれたらどんなに助かるか・・・!
そういった時は、深い感謝の意味をこめて「本当にありがとう」と心から伝えたいですよね(^^)

 

目上の人

本当に感謝した嬉しい出来事

 

こんな時は、メルシーよりも更に意味を込めた【メルシーボーク】で、あなたの感謝を全力で伝えましょう!

 

また、「メルシーボーク」は

 

買い物をした時

レジを離れる時

 

の挨拶でも使われます。

無言で立ち去るのは、フランスではほとんどなく、買い物後にはレジの定員さんに

 

メルシーボーク!

 

と挨拶してお礼を伝えるのが礼儀となっています。

 

これ、すごく気持ちのいい挨拶ですよね!

日本でも、買い物の後、レジの定員さんに「ありがとう」と言う人がいます。
(私も言っています)

「ありがとう」と言われて、嬉しくない人がいるでしょうか?
少なくとも、それで嫌な気持ちになる人は絶対にいません。

もし、フランスで買い物をする際には、会計を済ませた後定員さんに

 

「メルシーボーク」

 

と勇気を出していってみてください!
本当に喜んでくれますし、そこから会話が始まったりもあるのでおすすめです(^^)

 

どういたしましてをフランス語で!

「ありがとう」と言われたら、「どういたしまして」と伝えると、やっぱり気持ちがいいし、相手の側も気分がいいですよね。

最後に、メルシー・メルシーボークのの返事となる

 

「どういたしまして」

 

の意味を持つフランス語を紹介しておきます(^^)

 

フランス語では「どういたしまして」の意味を持つ言葉がなんと4つもあります!

 

Je vous en prie
「ジュ ヴ ゾン プリ」

De rien
「ドゥ リヤン」

Ce n’est rien
「ス ネ リヤン」

Il n’y a pas de qoui (省略して Pas de quoi とも言います)
「イルニヤ パ ドゥ クワ」

 

この4つですが、少しずつ違った使い分けができます。

 

Je vous en prie「ジュ ヴ ゾン プリ」が最も丁寧な言い方です。

主に目上の方や上司などに使うイメージですね。
日本で言う【ビジネス用語】と考えておいて下さい。

 

  • De rien「ドゥ リヤン」
  • Ce n’est rien「ス ネ リヤン」
  • Il n’y a pas de qoui「イルニヤ パ ドゥ クワ」 

 

この3つはかなりフランクな(くだけた)言い方です。
日常会話でも問題なく使えますね(^^)

意味は、

 

  • 気にしないで
  • いいえぇ
  • 問題ないよ
  • どういたしまして

 

等複数ありますので、メルシー・メルシーボークの返答以外にも色々な場面で用いられています!

実際日本でも、ありがとうの返事は

 

  • どういたしまして
  • 構わんよ
  • 気にしないで!

 

等色々ありますし、それを考えると、このようにいくつもお礼の返事があるのも納得できますね(^^)

時にはおしゃれにメルシーボーク!

今回は、メルシーとメルシーボークの意味や使い方について紹介していきました。
意味は

 

【ありがとう!】

 

という、この世で最も美しく素晴らしい言葉のフランス語バージョンでした♪

 

・・・実は今日、今日はこんなことがありました。

 

新しいレシピを見つけて、唐揚げをつくっていたのですが、
レシピの中で必要な牛乳が・・・「ない!」と気づきました(笑)

 

気づいた時には、もう夜の時間。
買い物行くにも暗いし、外出もしたくない(ーー;)

でも、牛乳が欲しい・・・

 

「誰か!」

 

と思って、思い浮かんだのはすぐ近くに住んでいる友達でした。
早速ラインで

 

「牛乳もしあれば、少しだけほしいんだけど・・・」

 

と連絡してみました。

友達は、残り一杯しか残っていない牛乳を飲もうかなと思っていたそうでしたが、私の連絡を受けて、飲まずに、なんと!
家まで持ってきてくれました(´;ω;`)

 

「メルシー!!!」

 

と思わず叫んで、感謝を表しました。

 

とても小さいことだけど、助けてくれる人がいるって本当にありがたいな、と思った夜でした。
もちろん、その牛乳のおかげでおいしい唐揚げを作ることもできました( ̄ー ̄)

 

生活の中での小さなことに、いつも気づいて「メルシー!」と表現して生活できたら、もっと素敵な毎日が送れますね!
いきなりフランス語はちょっと・・・という場合には、ありがとう!でも全然OKです。

 

どんな言語であれ、感謝の気持ちが絶対相手に伝わりますし、相手の方にお礼を言われるほど嬉しいものはありません。
ぜひぜひ、あまり深く考えず両方が幸せになれる

 

  • ありがとう
  • メルシー

 

を使ってみてくださいね(^^)

それでは、今回も読んでくださり、メルシーボーク !!