アグレッシブの意味、間違えて使っている方が多いようです。 私はポジティブと同じ意味で使っていましたが・・・意外な違いもあったんです。 良い意味で使っていることの多いアグレッシブですが、もしかしたら、あなたの思っている意味 […]
アグレッシブの意味、間違えて使っている方が多いようです。
私はポジティブと同じ意味で使っていましたが・・・意外な違いもあったんです。
良い意味で使っていることの多いアグレッシブですが、もしかしたら、あなたの思っている意味も違うかもしれません・・・
今回は、アグレッシブの意味について詳しく見ていきます。
アグレッシブの意味と使い方
それでは早速紹介していきます。
今回は、アグレッシブの意味と使い方についてです。
よく、スポーツの際等に前向きな言葉として捉え、使われている方もいるかもしれませんが・・・
実はこの言葉の使い方、ほかにもあるんです!
今日はたくさんあるアグレッシブの使い方を、ひとつずつ探してみたいと思います。
本来の「アグレッシブ」の意味は・・・
言動の積極的なさま
攻撃的なさま
ということです。
このままだと、ちょっと堅苦しい言い回しですね(^_^;)
では、少し例を用いてわかりやすく説明してみましょう。
まずアグレッシブの使い方として、一般的に使われているのは
スポーツでアグレッシブに動く
会議にアグレッシブな姿勢で臨(のぞ)む
アグレッシブな生き方
などがあります。
これらはそれぞれ、
- 前向きに動く
- 前向きな姿勢
- 前向きな生き方
とも解釈できますが、本来のアグレッシブの意味は
積極的に
攻撃的に
という意味です。
一方で、似たような意味で用いられることの多いポジティブは
前向きな
という意味なので、やはり意味合いとしては若干違うように感じますね(^^)
では、ここからは更に細かく説明していきます!
アグレッシブにスポーツする
この場合のアグレッシブとは、
【果敢に攻撃を仕掛ける】
という意味が最も近いですね。
ゲートボールでいえば、狙い撃ちしたい敵のボールに果敢に打ち込んで弾く。
頭脳を使ってプレイし続ける。
リハビリで言うのなら、昨日はここまでしか進めなかったけれど、今日はあと10メートルがんばってみよう。
という具合になります。
つまり一生懸命前進しようという気持ち、ということですね。
前向きな気持きの表れとも言える言葉です(^^)
アグレッシブな姿勢で会議に臨む
この場合は、身近なところで言えば、町内会などの議会やお仕事の説明会・会議などがそれにあたるでしょうか。
町内会の会議はとても重要です。
近隣のごみ
騒音問題
野良猫
子供が勝手に敷地に入る
などなど、このような議題は勇気を持って会議に出さなければいけません。
そんなときに勇気をもつ姿勢こそまさにアグレッシブなのです(^^)
議長が頼りなくて、どうしても話がうやむやになりそうな時、ありますよね(^_^;)
そんな時は、
- 自分の要望
- トラブル解決の期間
- 経過報告の日時
などを決めるまで、ゆっくり腰を据えて話を続けるのがいいでしょう。
それもまた、アグレッシブな姿勢というものです( ̄ー ̄)
他には、お仕事の説明会なら、もともと配られた資料に目を配り、自分がこなせそうな仕事内容をピックアップする。
それについて自分が質問したいことをあらかじめメモしておき、説明会の質疑応答のときに果敢に質問してください。
あるいは、会議。
ただ自分は参加していたらいいという感覚ではなくて、説明を聞いて
- どんな意見を言おうか
- 誰の意見に賛成しようか
- あの人困っているし、助けようかな?
など、積極的に参加していたら、色々な考えが頭をよぎるはずです。
もちろん、自分の考えた議案を会議で説明するときなども、一生懸命に自分の考えたアイデアが通るように説明しますよね(^^)
これらの果敢な態度・積極的な姿勢こそ、まさにアグレッシブな姿勢と言えますね。
では次は【アグレッシブな生き方】についての説明に移ります。
アグレッシブに生きる
これもまた、よく耳にする言葉ですよね。
ただ、
「アグレッシブに生きる」
とは、そもそもどんな生き方なのでしょうか?
よく使っている言葉ですが、いざ説明するとなると、なかなか難しいですよね。
「こういうのは、言葉にするものじゃない!」
なんて言われかねませんが、口にしている以上、どういった生き方なのかはやはり気になってしまうところです(^_^;)
アグレッシブな生き方・・・それは一言で表すと
絶対にあきらめない生き方
という表現が、最もふさわしいかなと思います。
決してあきらめない不屈の魂で、負けても負けても立ち向かう!
このイメージですね( ̄ー ̄)
ことわざで言うところの
- 七転び八起き
- 転んでもただでは起きない
が、ぴったりあてはまりそうです。
一方でアグレッシブには、【攻撃的なさま】という意味もあるので、
相手にきつく当たる
反論する
といった生き方と勘違いされるかもしれません(・・;)
ですが、この【攻撃的】という言葉には、一般的に知られている
相手を激しく攻める
という意味のほかにも、
スポーツで、積極的に相手を攻めるさま
という意味があるので、この場合の攻撃的の意味は、むしろ【好戦的】という表現に近いものとなるでしょう。
そしてこの言葉、由来は英語・外来語になります。
・・・まあ、カタカナ表記のアグレッシブが、日本語なはずはありませんよね(笑)
ちなみに、外来語とは江戸時代、明治維新以降にオランダから入ってきた
ガラス
など、海外から輸入され、そのまま使われている言葉のことを指します。
また、カタカナで表記することが多いことから、カタカナ語は横書きで表記することが多々あるので横文字とも呼ばれています。
ちなみに、アグレッシブはイギリスとアメリカから入った外来語なのです。
ボタン
カステラ
という名詞が、外来語としてはよく耳にする言葉ですよね。
しかし、「アグレッシブ」という、名詞を説明する言葉として用いるものもあるのです。
ちょっと危険なアグレッシブ
アグレッシブは、日本ではポジティブと同じ様な意味で使われている言葉です。
しかし、海外では「攻撃的」の意味はもちろんですが、他にも
侵略的
という意味があります。
「まさかこいつ、我が家に攻めてきたのか!?」
などという、相手に警戒心を抱かせる誤解を招かないためにも、外国の方に使う場合には要注意です(^_^;)
アグレッシブの反対語って何?
アグレッシブの反対語なら、積極的の反対ということになりますよね。
そのため、
消極的という意味の「ネガティブ」が正しいのでは?
と思われがちです。
ですが、これはちょっと違います。
実は、「ネガティブ」は、先程少し触れた前向きという意味の「ポジティブ」の反対語となります。
確かに
ネガティブな人
ポジティブな人
といった具合に使う時、私達は自然に真逆の性格の人をイメージしていますよね(^^)
「じゃあ、アグレッシブの反対は一体何?」
と疑問に思ってしまいますよね。
その答えは・・・
ディフェンシブ
という言葉になります!
やや耳慣れしない言葉ですが、こちらの意味は
- 防御
- 弁護
という意味です。
サッカー好きな方は、知っているかも知れませんね(^^)
「アグレッシブ」の攻撃に反して、「ディフェンシブ」、つまり防御するということですね。
類義語は何がある?
「アグレッシブ」と同じように使われる言葉は、初めに出た「ポジティブ」です。
まあ、普段から似たような意味で使っていますものね(笑)
主に、
- 前向きな
- 考え方が良い方向である
という意味合いが強いです。
例えばあなたが、不幸にも携帯を水たまりに落としたとします(´;ω;`)
普通なら、
「水没したけど壊れてなかった・・・けど汚れてしまった」
等と落胆するはず…
でも、そこでポジティブな人は
「水没してその上汚れたのに、壊れてなかった!オレラッキーじゃん!」
となるわけです。
めちゃくちゃ前向きですよね。
この考え方こそ、まさにポジティブシンキングですね(^^)
そのほかにも、アグレッシブの類義語として
アクティブ
という言葉があります。
意味は
活動的な
というものです。
主な使い方としては、機転が利いて活動している人に
あの人はアクティブに富んでいるな
と、言った形で用いられます。
アクティブとの違い
最後に、アグレッシブとアクティブとの違いについて見ていきます。
アクティブとの一番大きな違いは、
アクティブ自体が「活動」を意味しているのに対し
アグレッシブはどんな活動かを説明する言葉である
という点です。
行動を表すか、どんな行動を意味しているのか・・・そこに、2つの言葉の違いが見えますね(^^)
アグレッシブな人生を!
今回は、アグレッシブの意味や使い方を軸にお話させてもらいました。
毎日なんとなく過ごしていると、退屈な日常の繰り返しのように思えてしまう時、ありますよね・・・
ですが、どんなことにもアグレッシブな姿勢で取り組むことで、每日が変化に飛んだ楽しい一日に思えてくるものです。
なんでもアグレッシブに対応して
每日アクティブに動きまわり、
ポジティブに幸運を見つけていく
と、前向きに人生を愉しめば、楽しい変化がどんどん見えてくるものです(^^)
あなたも是非、今日から前向き姿勢・アグレッシブな人生を心がけてみてくださいね!!
・・・ただし、外国の方とお話しするときは、アグレッシブの使い方に、くれぐれもご注意を(・・;)