おこだよ!など若い世代から言われたり、あるいはLINEで送られてきて、混乱した年配の方がいるみたいです。 というか、先輩にいました(笑)   流行語や若者言葉というのは年々変わっていきますが、今一度「おこ」とい […]

おこだよ!など若い世代から言われたり、あるいはLINEで送られてきて、混乱した年配の方がいるみたいです。

というか、先輩にいました(笑)

 

流行語や若者言葉というのは年々変わっていきますが、今一度「おこ」という言葉の意味や活用の段階などについて確認しましょう。

「おこ」はもう古い言葉なのでしょうか?

記事は下に続きます。

おこの意味

「おこ」は若者の間でも、ネット上でもかなり流行した言葉なので意味を知らないという人も少ないかもしれませんが、「怒る」を略した言葉、かわいくした言い方です。

おこだよ!(=怒ってるよ)」「おこなの?(=怒ってるの?)」などのように使いますが、確かにちょっと可愛らしく言うことでマイルドな感じになりますよね!

 

本当に怒っているのは相手に伝えづらいですが、「おこだよ!」と軽い感じでなら言いやすそうです。

「おこ」という言葉が使われはじめたのは、今から8年も前の2011年頃だと言われています。

 

若者の間で会話として流行もしましたが、SNSなどでも多く使用され、一気に色々な世代へと広まりました。

「おこ」はネット上などでカタカナで「オコ」と書くこともありますが、基本的には平仮名表記です。

 

また、「おこ」と似た言葉で「おこk」というものがありますが、これは「OK、OK」のことだそうで、「おこ」とは全く関係ないので気をつけましょう。

ちなみに「おこ」には「激おこ」「激おこぷんぷん丸」などと言った段階的な表現があり、時を経るうちにそれらはかなり進化しましたので、後程ご紹介しますね。

 

おこの使い方を例文解説

「おこ」の意味がわかったところで、具体的な使い方を例文で見ていきましょう。

 

おこの例文
  1. 連絡くれないとおこだよ!
    →怒るよ
  2. 〇〇先生おこなの?
    →怒ってるの?
  3. あーこんな時間に帰るとかお母さん絶対おこだわー
    →怒ってる
  4. デートドタキャンするとか彼女激おこじゃん!?
    →めちゃくちゃ怒っている

 

どうですか?

これだけでも怒っているんだな・・・という雰囲気が、だいたいは伝わってきますよね。

おこの段階ごとの言葉を解説

「おこ」の上の段階の言葉というと「激おこ」や「激おこぷんぷん丸」と言った表現が有名ですが、実は他にもたくさんの表現があります。

段階別にどのような言葉があるのか見てみましょう。

 

おこの段階ごとの言葉
  1. レベル1:おこ
  2. レベル2:まじおこ
  3. レベル3:激おこぷんぷん丸
  4. レベル4:ムカ着火ファイヤー
  5. レベル5:カム着火インフェルノォォォォオオウ
  6. レベル6:激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム
  7. レベル7:憤怒バーニングファッキンストリーム
  8. レベル8:大噴火レジェントサイクロンフレアァァッ
  9. レベル9:魔人・大噴火レジェンドサイクロンフレアァァァ
  10. レベル10:神魔王・大噴火レジェンドサイクロンフレアぁぁぁぁぁ!!!!!!
  11. レベル11:超新星・エンシェントジェノサイドブレイバァァァ
  12. レベル12:超新星・ムカおこエンドオブエンシェントジェノサイドブレイバァァァ
  13. レベル13:スーパーノヴァギャラクシーエンジェルフレイムシンセサイザァァァァァ
  14. レベル14:ビッグバンテラおこサンシャインヴィーナスバベルキレキレマスター
  15. レベル15:ユニバァーーーーーーース激激

 

元々はレベル6までだったそうですが、2013年9月にはレベル15までの表現が登場したようです。

とはいえ、既にレベル5あたりから何を言っているのかわかりません的な部分が大きいですし、レベル15のやっつけ感がすごいですよね・・・笑

 

「ムカ着火ファイヤー」くらいまでは聞いたことがある人も多いでしょうが、レベル15まで知っている人は何人いるのでしょうか><

とはいえ「おこ」というたった2文字から、意味不明な表現が15段階まで増えたのは、やはりこの言葉がものすごく流行したからでしょうね!

 

実際「おこ」は2013年の「ネット流行語大賞」で銀賞を受賞したり、「ギャル語流行語トップ10」の第二位にランクインしたりと、かなり注目を浴びていました!

ギャルからネット民までが使いこなせたのは、意味も表現も簡単で、サラっと使うことができたからでしょうね。

 

おこはもう古い?

2013年に大流行した「おこ」ですが、6年たった現在、2019年はもう古い言葉になってしまったのでしょうか?

確かに日常会話で「激おこ」などと言っている人はあまりみかけないように感じます。

 

しかし、ツイッターなどを見てみると「おこ」「激おこ」を使用している人は意外に多いです。

また、ラインやメールなどでも未だに使うことがある人も多いのではないでしょうか?

 

そもそもが移り変わりの早いギャル語、ネット流行語なので、「おこ」は既に死語だと認識している人もいるようですが、日常的に使用している人も一定数いるので必ずしも古い言葉とは言い切れません。

とはいえ、自然に使っている人もいれば、懐かしい言葉としてふざけて使う人もいるでしょうから、今も当たり前のように使用できる言葉とは言いにくいでしょう。

 

まとめ

今回は「おこ」の意味や例文、段階ごとの表現をご紹介しました。

「おこ」は「怒る」を略し、可愛くした言い方で、2013年頃ネット上やギャルの間で大流行しました。

 

「おこ」は怒りの度合いによって最大でレベル15までの表現が存在しましたが、全てを知っている人は少ないように思います。

現在も「おこ」はツイッターなどでよく見かける表現ですが、日常的に使用している人が多いという印象はなく、どちらかと言えば古い言葉になりつつあるのかもしれません。

 

とはいえ意味も通じやすく、表現も簡単な「おこ」ですから、昔を懐かしむような場面やちょっとふざけたい時などにはぜひ使ってみてくださいね!