「りょ」の意味や使い方を例文解説!もう死語で古いって本当?

最近こんな体験をしたんです。 バーベキューを開催することになり、グループラインに集合場所を知らせたところ「りょ!」という返信が・・・。   なにこれ・・・携帯壊れちゃったの?? なんて、こわーい経験したことあり […]

最近こんな体験をしたんです。

バーベキューを開催することになり、グループラインに集合場所を知らせたところ「りょ!」という返信が・・・。

 

なにこれ・・・携帯壊れちゃったの??

なんて、こわーい経験したことありませんか?

 

実はこれ、私たちがよく使う言葉の略語なんです。

携帯の故障ではないので、ご安心を!

 

「りょ」とは一体なんの略語なのでしょうか?

「りょ」の意味や使い方をご紹介したいと思います。

記事は下に続きます。

「りょ」の意味

あなたは「りょ」と聞いてどういう意味だと思われますか?

実はこれ、「了解」という意味なんですよね。

 

「了解」と打っても変わらないのでは?と思う方も多いでしょう。

 

元々この「りょ」が使われ始めたのは、2chやネットゲームいわゆるネトゲのチャット上だったのです。

ゲームをしながらチャットをしたり、すぐ発言のやりとりを行うため2chやネトゲでは、スピードが命とされています。

 

だからこそ、やりとりをより少なく、そしていかに少ない文字で打てるかが重要視されています。

そのため「りょうかい」と打つよりも早いと考えられたのが「りょ」なのです。

 

それが浸透して、このように若者の間でもLINEのやりとりの中で使われるようになったのだそうです。

りょの使い方を例文で解説!

では、さっそく使い方を見てみましょう。

意味は「了解」と全く同じで、承諾・了承する際に使用してみましょう。

 

りょの例文

「明日は、10時に渋谷で集合ね」

「りょ」

 

冒頭でもお話ししたように、待ち合わせ時間や提案する内容に同意する場合に使用するのが、一番使いやすいかもしれません。

 

りょの例文2

「だからここはこういう風になるんだよ。わかる?」

「あーね、りょ」

 

最初の例文と比較して、少し難しかったのではないでしょうか?

まず、最初の人が何かを説明してくれています。

 

そのあと、あーねこれは、ここではあまり関係ありませんが「あーなるほどね」の略語として若い人に使われています。

そのあとに「了解」の意味である「りょ」を合わせることによりあーなるほどわかった了解!」という意味合いになるのです。

 

りょの例文3

「この漫画貸すけど、お兄ちゃんのだから、明日必ず持ってきてね!」

「りょりょ〜」

 

もうみなさんマスターできたのではないでしょうか?

漫画を必ず返してほしいと言われ、了解了解!と二回念をおすように言っているので「りょ」を二回連続で言っているんですよね。

 

使い方は「了解」と言う際に使えばいいので、とっても簡単ですよね。

最近では、LINEのスタンプなどでも「りょ」と書かれたものなどがあるので、スタンプから利用してみるのもいいかもしれません。

「りょ」はどういう人が使うの?

「りょ」の意味でもお話しした通り、元々はネット上の会話で使用された言葉でした。

もちろんネットゲーム=ネトゲの住人たちは、未だに使用していますし、若者の間でも使われています。

 

ただ、この言葉が通用するのは、あくまでも友人や若い後輩などだけです。

会社の上司や先輩などには、決して失礼に当たりますので、使用しないようにしましょう。

 

逆に知らない世代もいると思うので、不思議がられてしまうかもしれませんからね。

実は「りょ」については、このような声も年配の方を中心に叫ばれています(汗)

 

  • 初めて聞いた時、何の意味か全く分からなかった・・・
  • 了解くらい言えばいいと思うんだけど
  • そもそも、なんで略すの?

 

そう、初めて聞く人にとっては、なんの意味かわかりませんよね。

また了解もかなり短い言葉なので、略す意味があまりないのでは?という意見もあるようでした。

 

使いやすいだけに、不快感を与えてしまう言葉かもしれません。

もう「りょ」は死語で古い?

「りょ」は未だに使われていますが、古くなってきています。

最近では「りょ」から進化した「り」という言葉になっているようです。

 

意味は「了解」と同じですが、さらに短くなって簡略化されています。

一文字だけってなんとなく味気ない気がしまうが・・・。

 

またさらに若い世代で使われているのが「じゅ」です。

「じゅ」は「受信した」という意味で使われており、あなたがいったことを理解した、受け取ったという意味で使われているそうです。

 

またベーシックに戻って「はい」「いいよ」など、普通に戻っているようですね。

せっかく覚えて、これを機に使ってみよう!と思っていた方には、残念ですが無理せずに、自分の言葉で返事をするのがいいかもしれませんね。

まとめ

今回は「了解」の意味で使われている「りょ」についてご紹介しました。

 

「りょ」とは・・・

 

  • 了解の意味で使用されている略語
  • 元々はネトゲや2chなど、文字を打つことがスピード重視の人たちに利用されていた
  • 若者にも活用されている
  • りょは古い言葉になっている
  • りょからの進化系は「り」「じゅ」
  • 最近では「りょ」ではなく「いいよ」など普通に戻っている

 

でした。

残念なことに、今ではあまり使われなくなってしまったようですが、使っている人がいたら、もうどういう意味だろうとは思わなくなれましたよね!