牧歌的の意味や使い方・読み方を簡単解説!例文で掘り下げます

『牧歌的』この言葉を聞いたことはありますか? 言葉だけ見ると、アルプスの少女ハイジに出てくる一面美しい緑が見える野原のイメージ・・・みたいなものが思い浮かぶかもしれませんね。   では実際には、牧歌的の意味とは […]

『牧歌的』この言葉を聞いたことはありますか?

言葉だけ見ると、アルプスの少女ハイジに出てくる一面美しい緑が見える野原のイメージ・・・みたいなものが思い浮かぶかもしれませんね。

 

では実際には、牧歌的の意味とはどういう意味なのでしょう

これから、詳しく掘り下げていきます!

記事は下に続きます。

牧歌的の意味とは?

まず、『牧歌的』=「ぼっかてき」と読みます。

意味を調べてみると

 

牧歌的

牧歌のような、純朴で叙情的な様子を示した言葉

【叙情的(じょじょうてき):感情を言葉にして表す】

といった説明が、各辞書にて書かれています。

 

とはいえ、これだけでは分かりにくいですよね(汗)

ここからは、さらに詳しく説明していきたいと思います。

 

まず、曖昧なのは「牧歌」の意味ですよね

牧歌とは何かを一緒に解決していきたいと思います。

 

牧歌
  1. 牧人・農夫の生活を主題とする詩歌や歌曲。
  2. 牧童のうたう歌。

参考サイト:weblio辞書

 

ここから分かるように、牧歌は穏やかでのんびりとした風景や、状況、環境のことを歌っています。

ちなみに、牧童とは牧場で牛や馬などの世話をする人のことを指していて、必ずしも子供を指す言葉ではありません。

 

上記の意味をまとめると牧歌的とは

 

『牧歌が聞こえてきそうなほど、飾り気がなくのどかな様子を示す言葉』

 

となると思っていただければと思います。

『牧歌的』の対義語は?

牧歌的がのどかな様子を示す言葉ですので、その対義語としては…

 

牧歌的の対義語
  • 都会的
  • 慌ただしい
  • 目まぐるしい

などがあります。

 

対義語を見ていると、忙しく常に何かが動いている感じがする言葉ばかりですね。

 

実際、都会は多くの人が休む時間なく行き交っていますよね。

常にキラキラと輝いていて、街並みもどんどん進化し、のどかな環境を表す牧歌的とはまさに対照的ですよね。

 

では類義語ではどのような言葉があるのでしょうか。

『牧歌的』の類義語は? 

続いては、牧歌的の類義語を紹介します。

こちらは、

 

牧歌的
  • のどか
  • 素朴な
  • 穏やかな
  • 田舎風
  • 辺鄙(へんぴ)

などが当てはまります。

 

『牧歌的』の意味、対義語、類義語が分かったところで、続いては『牧歌的』を実際に使った会話を見ていきます。

牧歌的の使い方を例文で簡単解説! 

ここからは、牧歌的を例文で簡単わかりやすく解説していきますね。

 

例文1

「牧歌的な生活を送りたい」

→ 長閑で平穏な生活を送りたい

 

例文2

「都会的な所から離れて牧歌的な所でゆっくりしたい」

→ 忙しい毎日から離れて穏やかなところでゆっくりしたい

 

例文3

「人も少なくゆっくりできるどころが牧歌的の良いところだよね」

 

このように、とにかく、平穏な生活を望んだり、のどかな環境について口にする際に使うことが多い言葉と言えます。

田舎から都会に出てきて、田舎の生活を懐かしむ際などに使う…といったケースで用いるなどありますね。

 

忙しないこの現代では、案外真逆の意味を持つ【牧歌的】という言葉こそ、私達が覚えておくべき言葉なのかもしれません。

まとめ

今回は、『牧歌的』の意味や使い方について詳しく掘り下げていきました。

 

平和で優しい意味を持つ言葉ですので、ぜひぜひ会話で使うとともに、忙しい生活を送っている方などにこの言葉を投げかけてあげてみて下さいね。

ゆっくり心に余裕を持って、牧歌的な生活が送れるようにしていきたいものです。