休息と休憩の違い!意味や使い分け方を解説します

「休息」と「休憩」という言葉。 どちらにも「休」という言葉が付いていてとっても似ている言葉なのですが、この2つの言葉には全く別の意味が存在するのです!   「休息」と「休憩」という言葉の意味、そして違いや使い分 […]

「休息」と「休憩」という言葉。

どちらにも「休」という言葉が付いていてとっても似ている言葉なのですが、この2つの言葉には全く別の意味が存在するのです!

 

「休息」と「休憩」という言葉の意味、そして違いや使い分け方を詳しく見ていきましょう!

記事は下に続きます。

休息の意味

まずは「休息」の意味を見ていきましょう。

 

「休息」の意味
1 のんびりとくつろぐこと。仕事や歩行などをやめて体を休めること。
2 休止すること。とだえること。

 

「休息」は、長時間休むことを指します。

 

例えば仕事の合間に、ソファで横たわってゆったりと休んだり。

散歩中に歩きすぎて疲れてしまったので、ベンチでゆっくりと体を休めたり…といった場合に「休息」というのです。

 

とにかく長時間体を休めることを「休息」というと覚えておくといいでしょう!

使い方を例文解説

「休息」の使い方を例文で見ていきましょう。

 

例文1

「ここ何日間か朝から晩まで仕事していたので、今から休息をとろうと思います。」

例文2

「休息の時間を利用してしっかりと体を休めようと思います。」

例文3

「いつもわが社のために頑張ってくれてありがとうございます。たまにはしっかりと休息の時間をお取りください。」

 

このように

 

  • 長時間体を休めてほしいな
  • 長時間体を休めたいな

 

という時に「休息」という言葉を使用することができます。

あなたもお疲れの時はしっかりと「休息時間」を取るようにしてくださいね。

休憩の意味

次に、「休憩」の意味を見ていきましょう。

 

「休憩」の意味

心身の疲れを直すため、仕事や運動などを一時中止して休み憩うこと。

 

「休憩」は一時的に体を休めることを言います。

「休息」のように長時間ではなく、「短時間」体を休めるという意味です。

 

他の言い方で例えると「一休み」とも言えます。

ちょっと休めば体力が回復するだろうな、そんな時にはしっかりと「休憩」を取るようにしましょう!

使い方を例文解説

「休憩」の使い方を例文で見ていきましょう。

 

例文1

「私の会社にはお昼休みのほかに15分休憩する時間があります。」

例文2

「クラスの友達と遊べる休憩時間が学校生活で一番の楽しみでもあります。」

例文3

「私は良く休憩時間にスマホで本を読んでいます。」

このようにちょっとの時間、「短時間」体を休めるときに「休憩」という言葉を使用することができます。

休息と休憩の違いや使い分け方

「休息」と「休憩」の違いや使い分け方をまとめてみました。

 

  • 「休憩」の意味にある「憩う」
  • 「休息」の意味にある「くつろぐ」

 

この2つの言葉の意味を確認すると、違いがはっきりと分かってきます。

 

【憩う】

息をつぐ。休息する。休憩する。

【くつろぐ】

①かたくしまっているものや、きっちりはまっているものなどが、ゆるむ。ゆるくなる。くずれる。
②余地ができる。余裕がある。
③ゆったりとした気分になる。心が休まる。安心する。
④からだを楽にする。休息する。また、服装、姿勢、態度などを楽にする。

 

といった意味を持っています。

このように見てみると、全く意味が違う言葉なんだなと感じられますよね。

 

また、「休息」と「休憩」の意味を短い言葉で深く見てみると

 

  • 【休憩】→仕事の合間に「短時間」だけ一息ついて気分転換する
  • 【休息】→仕事の合間に「長時間」くつろいで疲れを完全に癒す

 

という意味になります。

 

「短時間」と「長時間」ということで、休む長さが違うということ。

「気分転換」をするのか、「完全に心を癒す」のか…ということも違ってきます。

 

この2つの違いさえ覚えておけば、「休息」と「休憩」という言葉をしっかりとその時の場面で使用することができるようになるでしょう。

まとめ

「休息」と「休憩」

「休」という字が使われているからだいたい同じような意味だろうと思いきや、全く違う意味を持つ言葉であることが分かりました!

 

「休息」も「休憩」も生きていく中でとても大切な行動です。

仕事や勉強や家事などで忙しい日々を送っているかもしれませんが、体調を崩さないためにも「休息」と「休憩」どちらかは1日の中でしっかりと取るようにしてくださいね!