長いと永いの意味の違いを例文解説!先が「ながい」はどっち?

同じ「ながさ」を表す2つの言葉。 長いと永い、同じ読み方をする2つの言葉ではありますが、そもそも2つの「ながい」という言葉の意味合いは全く異なるのです。   長い・永い、それぞれの意味の違いや使い方を紹介してい […]

同じ「ながさ」を表す2つの言葉。

長いと永い、同じ読み方をする2つの言葉ではありますが、そもそも2つの「ながい」という言葉の意味合いは全く異なるのです。

 

長い・永い、それぞれの意味の違いや使い方を紹介していきます。

例文を交えつつ、掘り下げていきますね。

記事は下に続きます。

長いと永いの意味の違い

普段よく口にするであろう「ながい」と言う言葉。

たった1つの言葉ではあるのですが、漢字では「長い」と「永い」この二つの字が使われることがあります!

 

その際、「長い」と「永い」では全く意味が違うのをご存知かと思われますが、普段何気なく使っているためしっかりとした意味は分からない方も多いかと思います。

ですので今回は、「長い」と「永い」について詳しく見ていきましょう!

長いの意味

まずは「長い」の意味をご紹介します。

 

長いの意味
  • 端から端までの距離
  • 始めから終わりまでの時間のへだたりが大きいこと

また、のんびりしていて焦らないという意味や、精神的な耐久性について言及する際も使われます。

テレビや誰かしらの会話で聞くことのある「気が長い」というのがその 1例ですね。

 

では「長い」の使い方をご紹介します!

長いの使い方を例文解説

「長い」の使用例はこのようなものがあります。

 

例文1
「私の彼は男性のわりに髪の毛が長い。」
例文2
「長い目で使うことを考えると、こっちの賞品のほうが良いんじゃない?」
例文3

「世界にはたくさんの長い橋がある。」

例文4
「今日の手術はいつもより時間がかなり長くかかった。」
例文5
「私のお父さんはいつもトイレが長いんだよね~。」
例文6
「僕のお母さんは気が長い人のため、滅多に怒られなかったなあ。」

 

このように「長い」という言葉は、本当に様々な場面で使用することが出来ます!

あなたもお友達との会話やテレビを聞いていて、1日に1回は「長い」という単語を発言している、もしくは聞いているのではないでしょうか。

永いの意味

では次に「永い」の意味を見ていきましょう。

 

永いの意味
  • 時間が長く続く
  • 久しい
  • 永久

「永」の漢字は「永遠」「永久」「永劫」「永続」などの熟語でも用いられています。

 

この中でもとくに「永久」、「永遠」に続くことを意味する場合に使われていますので、この熟語を見て分かることは、「永い」は、いつまでも限りなく続くときや、時間の果てがないときに使われる言葉であるということ。

 

例えば、「永年」という表現があるのですがこの言葉は「長年」に比べて、いつまでも続くというニュアンスが込められた言い回しです!

では次に「永い」の使い方を例文で見ていきましょう。

永いの使い方を例文解説

「永い」を使った例文はこのようなものがあります。

 

例文1
「私のお母さんはついこの間、永い眠りにつきました。」
例文2
「私の会社には、社員さんへ感謝の気持ちを込めて永年勤続表彰制度がある。」
例文3
「ついこの間、私の友人の結婚式がありました。末永くお幸せに!」
例文4
「あのころから随分と永い年月が過ぎた。」
例文5
「こんな私ですが、末永くよろしくお願いします。」
例文6
「先方とは末永くお付き合いしていきたいと思います。」
例文7
「私の祖父は人生を全うして、永い眠りについた。」

 

「長い」と同じく、このようにたくさんの「永い」を使用した文章がありますね!

冠婚葬祭関連で使うことが多いのは、こちらの永いですね。

長いと永いの使い分けを紹介

次は、「長い」と「永い」の使い分けを紹介します。

まず先ほども紹介しましたが「長い」は下記の3つの使い方をします。

 

  • 寸法や距離といった物質的なながさを表すとき。
  • 人の感情や様子といった抽象的なながさを表すとき。
  • 時間のながさをあらわすとき。

 

そして「永い」は、時間のながさを表すときに使います。

ようは、時間以外のことを表すときは「長い」を使うということ!

 

そうなるとごくたまに時間のながさを表すときに「長い」と「永い」をどう使い分けるの??と思いますよね。

時間のながさを表すときの「長い」と「永い」の使い分け方・・・それは

 

  • 「長い」は、単に時間の幅が大きいことを表すときに使う言葉
  • 「永い」は永続的・永遠的な時間の長さを表すときに使う言葉

 

これです!

そのため「長い年月」は、単に長期間ということを指す言葉なのですが、「永い年月」と書くと、時間の果てがないことを強調した表現となります。

 

また「永い」の使用例でも紹介している「永い眠りにつく」という言葉は、死去や永眠を表した言葉ですが、「永遠に」という意味合いがふさわしいため、「永い」を使っているのです。

先がながいはどっち?

「先がながい」と言う言葉は「長い」と「永い」どちらを使用するのか?という疑問がある人もいるかと思います。

「先がながい」と言う言葉の「ながい」は、「長い」を使用します。

 

「先が長い」という言葉の意味は

 

  • これから先に多くの苦労が待ち構えているさま
  • 距離が大きく離れているさま

 

この2つがあります。

 

  • 「旅行へ向かっているけれどまだまだ先は長いなあ。」
  • 「これから会社の社長として頑張っていくけど、まだまだ先は長いなあ。」

 

このように使用することができます!

まとめ

「長い」と「永い」という言葉、読み方は同じですが意味は全然違いましたね!

 

  • 「長い」は、単に時間の幅が大きいこと、端から端の長さの意味
  • 「永い」は永続的・永遠的な時間の長さを表すときに使う言葉

 

このことを覚えておくといいかもしれません!

意味を知ってこれから使用していくと、会話がもっと面白くなるかもしれませんね。