述べ人数と実人数の意味、何が違うのかを聞かれると・・・意外と答えられない方も多いです。 ですが、その意味は当然違うものです。 述べ人数 実人数 それぞれの意味や使い方について、詳しく掘り下げて […]
述べ人数と実人数の意味、何が違うのかを聞かれると・・・意外と答えられない方も多いです。
ですが、その意味は当然違うものです。
- 述べ人数
- 実人数
それぞれの意味や使い方について、詳しく掘り下げていきますね。
述べ人数の意味
テレビ番組やラジオで聞くことが多いと思われる「延べ人数」という言葉。
なんとなーく耳には入ってきていたけど詳しい意味は知らなかった!という人が多いのでは無いでしょうか?
「延べ人数」とは、ある1つの物事を成し遂げるときに動員した人数の合計であります。
例えば、大好きなジャニーズのライブが3日間あり、1日目で来場者数35000人、2日目に30000人、3日目にまた35000人来場した場合、合計10万人となりますよね。
普通の人はジャニーズのライブは1回しか当選しないのですが、あなたは運がよすぎて3日とも当選したことにしましょう!(笑)
そうすると、あなた1人が3回行ったとしても、3人分とカウントされるんです!
これが「延べ人数」というもの。
サラッと紹介しましたがもう1つ分かりやすい「延べ人数」の使い方を詳しくご紹介しますね。
述べ人数の使い方を例文解説
ある仕事を3人が6日間かけてやったとします。
この場合、仕事の「延べ人数」は3人/日×6日=18人になるわけです。
またあるイベントが4日間あったとして、毎日100人の参加者がいたとします。
毎日参加した100人のうち50人は同じ人が4日間参加していて、あとの50人は毎日違った人が参加しているとします。
そうすると「延べ人数」は、100人/4日間=400人となるわけです。
要は、「延べ人数」=一日の平均の人数×日数となるわけです。
またおさらいとしてもっと簡単に例えると、1つの仕事を5人で5日間かけて終わらせた場合は延べ人数25人となるのです。
もうだいたい分かってきたかと思います。
「延べ人数」を調べるのはとても簡単にできるようですね。
と、「延べ人数」という言葉の意味、使い方が分かったところで、「延べ人数」の反対語として「実人数」という言葉があるのをご存じでしょうか?
「実人数」という言葉の意味、そして使い方を見ていきましょう。
述べ人数の反対語・実人数について
「延べ人数」の反対語である「実人数」というのは、その名の通り「実の人数」という意味です。
例えば先ほどのと同じく、ある仕事を3人が6日間かけてやったとします。
そうすると毎日同じ3人が仕事をしたわけですから、仕事にかかった実人数は3人となるわけです。
本当にそのまんまなんですよ!実人数は!
ちょっと言い換えると「実人数」は、「重複して作業した人は除いた人数」という意味になります。
確かに「延べ人数」は重複した人数を除かずそのまま計算していましたもんね。
もう一つ同じように例をあげるとすると・・・
あるイベントが4日間あったとして、毎日100人の参加者がいたとします。
毎日参加した100人のうち50人は同じ人が4日間参加していて、あとの50人は毎日違った人が参加しています。
そうなると実人数は、1日目100人+2日目50人+3日目50人=200人となるのです!
要は、実人数=(1日平均の人数×日数)-(重複した人数×重複した日数)ということでしょう。
まとめ
今回は、「延べ人数」と「実人数」の意味について解説していきました。
一回知ってしまえば、簡単に覚えることができますよね。
どちらの言葉もテレビや人との会話などで用いられる言葉ですので、計算の仕方を覚えておくと便利かもしれませんね。