不参加と欠席の違い!例文で意味や使い方を掘り下げます

「不参加」という言葉、そして「欠席」という言葉は皆さん1度は使用したことがある。 もしくは、耳にしたことのある言葉だと思います。   同じような意味合いに感じられるこの2つの言葉・・・ しっかりとした意味の違い […]

「不参加」という言葉、そして「欠席」という言葉は皆さん1度は使用したことがある。

もしくは、耳にしたことのある言葉だと思います。

 

同じような意味合いに感じられるこの2つの言葉・・・

しっかりとした意味の違いをご存知でしょうか?

 

似たような言葉なのですが、実は全く違った意味を持つ不参加と欠席の違いについて、詳しく見ていきます!

記事は下に続きます。

不参加の意味

まずは「不参加」という言葉の意味をご紹介します。

 

不参加の意味
参加しないこと。
出席しないこと。

 

 

漢字の通りそのまんまの意味であることが分かりますね。

集団で行う活動には参加をせず、身を引いている状態を表しています。

 

すっごく簡単に使用することができますので、使い方を例文で見ていきましょう!

 

使い方を例文で解説

「不参加」の使い方はこのような感じです。

 

例文1
A「そういえば、来週サッカーの試合があるみたいだけどあなたは参加するの?」
B「いいえ。私は来週にあるサッカーの試合への不参加を決めました。」
A「あらそうなの。残念だわ。」

 

 

例文2
A「今度の野球の試合ですが、どうしますか?」
B「せっかくお誘いいただいた野球の試合ですが、別の予定があるため不参加でお願いします。」
A「分かりました。また違う日に試合を行うことになったらお誘いしますね。」
B「よろしくお願いします。」

 

 

このように集団で行うもの(野球やサッカーといったスポーツ)に参加できない時に、「不参加」と言う言葉を使用することができます。

 

続いて、「欠席」の意味を見ていきましょう。

欠席の意味

「欠席」の意味は、こちらです。

 

欠席の意味
出るべき会合・式・授業などに出ないこと。

 

 

本来は出なくてはいけない会合や卒業式などの式・また授業に出ないことを「欠席」というのです。

 

普通ならば、授業は出席するものですし卒業式も基本的には出席する行事。

しかし、何らかの理由によりこれらのものに出席できない時を「欠席」と言うのです。

 

「欠席」の使い方を例文で見ていきましょう。

 

使い方を例文で解説

「欠席」はこのように使用することができます。

 

例文1

A「あなたは何故授業を欠席するのですか?」

B「頭が痛いため欠席したいです。」

A「分かりました。」

 

 

例文2
A「最近あの子授業欠席し過ぎじゃない?」
B「確かにそうかもしれないよね。」
A「単位貰えなさそうだけど大丈夫なのかな。」

 

 

例文3
「やむを得ず、卒業式を欠席することになってしまった。」

 

 

このように「欠席」と言う言葉を使用することができます。

 

「授業」や「卒業式」と言った単語が出てきているので、本来は出席するべきものに出席をしていない・できないということがこれらの例文を見ると分かりますよね。

 

最後に、「不参加」と「欠席」の違いを詳しく見ていきましょう!

 

不参加と欠席の違い

「不参加」と「欠席」の違いを簡単に言うと、「出なくても別に大丈夫なもの」なのか「本来は絶対に出なくてはいけないもの」ということ。

 

  • 「不参加」は自分の意思で出るか出ないか決めても全然平気ですが
  • 「欠席」は本来でなくてはいけないものなので自分の意思で出るか出ないかは決めちゃダメ

 

なものです。

 

しかし、どうしても出れない時に「欠席」という言葉を使い、「出れません」ということを伝えるのです。

「不参加」と「欠席」はなんとなく意味合いが同じように思いますが、全然違った意味を持つ言葉であることが分かりましたね。

まとめ

「不参加」と「欠席」は違う意味を持つ言葉だということが分かりました。

 

ですので使用するときは、しっかりとどのような場面で使う言葉なのかを頭に入れ考えながら、使用した方がいいでしょう!

 

ただなるべく「欠席」と言う言葉は使用しないようにしていきたいですね!