「感動」・「感銘」そして「感激」という言葉は誰もが一度は聞いたことのある言葉だと思います。 しかし、意外と使う人は多くてもちゃんとした意味は知らない。 そのような方も少なくないはず。 今回は、 […]
「感動」・「感銘」そして「感激」という言葉は誰もが一度は聞いたことのある言葉だと思います。
しかし、意外と使う人は多くてもちゃんとした意味は知らない。
そのような方も少なくないはず。
今回は、「感動」「感銘」「感激」という言葉の意味と使い方。
この3つの言葉はどのような違いを持っているのか詳しく見ていきましょう!
感動の意味
まずは「感動」の意味を見ていきましょう。
美しいお花や、素晴らしいアートを見た時など心を奪われた経験はありませんか?
「あっ。」と一瞬のうちにあなたの心を奪うものに出会えた時、あなたは感動をしているのです。
この3つの言葉の中でも一番多く日常生活でも使用されていると思われる「感動」という言葉ですが、改めて使い方を例文で見ていきましょう。
使い方を例文解説
「感動」の使い方はこのような感じです。
このように日常生活の会話でとても簡単に「感動」と言う言葉を使用することができます。
「心を奪われたな・・・」そう感じた時は是非、「感動」と言う言葉を使ってみてください!
感銘の意味
次に、「感銘」の言葉の意味を見ていきましょう。
深く心に感じること
忘れられないほど感動すること。
「感銘」という言葉は先ほど紹介した「感動」を、忘れられないほど深く心に感じた時に使用できる言葉です。
「感動」と言う言葉のワンランク上の言葉という感じですね。
使い方を見ていきましょう。
使い方を例文解説
「感銘」という言葉は、「感銘を受ける」という風に使います。
深く感動したことに対して、「感銘を受けました」とするのが一般的な使い方。
同じ意味では、「深い感銘を覚えた」という表現も使用可能となっています!
この前の吹奏楽部の演奏は聞く人すべてに感銘を与えたのではないだろうか
このような例文だと、深い感動を与えた・人々の心を動かしたといったニュアンスになります。
私はこの前、歴史的な本を読んで感銘を受けました。
こちらが基本的な使い方です。
「感動」よりめちゃくちゃ深く心に残った時に「感銘」という言葉を使用するという感じですね。
感激の意味
最後に「感激」の意味を見ていきましょう。
強く心に感じて、気持ちが高ぶること
こちらの言葉も「感動」と同じく、日常生活でよく使用されている言葉だと思われます。
「感動」は心に響きますが、「感激」は感動が体に現れるといった感じでしょう!
使い方を例文解説
「感激」の使い方はこのような感じです。
王貞治さんの「努力は報われる」という言葉には本当に感激しました。
この前の野球の試合は今まで見に行ったどの試合よりも本当に感激した。
少し大げさかもしれませんが気持ちが高ぶって仕方ない!もう暴れたいほどだ!と言うときに、「感激」という言葉を使用するのがいいのでしょう。
感動・感銘・感激の違い
「感動」・「感銘」・「感激」の違いを見ていきます。
まず、「感激」は感動したことが表面(行動、言葉、表情など)に出ること。
そして、「感銘」は感動した思いが自分の中でずっと続きそうだと思われることです。
これを見てみると、どちらにも必ず「感動」と言う言葉が含まれていますね。
「感動」=「感銘」と「感激」という感じで
「感動」という言葉があるからこそ、「感銘」・「感激」という言葉が生まれたのです。
「感動」という原点は一緒だけど、自分の体の表面に現れるか自分の中に出てくるかという違いが「感銘」と「感激」にはあるのです。
まとめ
- 心を奪われるほど美しいものなどに出会えた時には「感動」
- 感動しすぎて行動や表情に現れた時は「感激」
- 感動し、普段より深く心に突き刺さった時は「感銘」
このように覚えておくと分かりやすいかもしれません。
「感動」・「感銘」・「感激」この3つの言葉の意味をしっかりと分かったうえで、日常生活の会話で使用していけるといいですねっ!