
普段耳にする「オリエンタル」という言葉。 聞いたことがあったり、なじみがある言葉だと思いますが、どんな意味があるのか説明できる人は多くいないのではないでしょうか。 今回は、そんな知っているようで知らない「オリエンタル […]
普段耳にする「オリエンタル」という言葉。
聞いたことがあったり、なじみがある言葉だと思いますが、どんな意味があるのか説明できる人は多くいないのではないでしょうか。
今回は、そんな知っているようで知らない「オリエンタル」の意味や使い方・反対語などについて解説していきます!
オリエンタルの意味
「オリエンタル」には【東洋の・東洋らしい】という意味があります。
東洋の・・・広すぎますね、意味合いが(笑)
これだけではピンと来ないと思いますのでもっと掘り下げていきたいと思います!
例えば、最近見聞きするようになったオリエンタルフード。
これを例に挙げると、中華や韓国料理、和食といったアジアの食品のことを指しています!
つまりオリエンタルは、ヨーロッパから見て東アジア系のことを指しているんです!
日本から・・・ではなく、ヨーロッパから見て東を指していることがポイントですね!!!
オリエンタルの反対語
オリエンタルの反対語はオクシデンタルです!
オリエンタルが「東洋の」を指しているので、反対語は「西洋の」を指す言葉となります。
「オクシデンタル」が「西洋の」を指す言葉なのです。
「オクシデンタル」なんて言葉は、中々聞くことが殆ど無いですよね。
先述したように、ヨーロッパから見て西側を指す言葉なので、「アメリカ・欧米を指す言葉」になります!
オリエンタルと違って、ほぼ一つの国=アメリカのみを指す言葉となっています。
そもそも、アメリカは基本的にアメリカと呼びますからね。
その事もあって、オリエンタルと比べると、オクシデンタルはほとんど使用されない結果となりました。
オリエンタルな顔ってどんな顔?
「オリエンタルな顔」もよく聞いたり、自分で調べたりしたこともあるのではないのでしょうか?
オリエンタル=東洋・アジアを指す言葉なので、【オリエンタルな顔】はアジア系の顔となるわけです。
ちなみに、検索してみると出てくるのが、顔立ちのくっきりしている、いわゆる「アジアンビューティー」と呼ばれる顔が出てきます。
ただ、別段イケメン・美女に限定した話ではないので、アジア人の顔立ちをしている人は、一律オリエンタルな顔と言って間違いではありません。
身の回りにも沢山の「オリエンタル」が!?
身近なオリエンタルを使った言葉はたくさんあります!
先述したオリエンタルフードは勿論、他にも多数ある【オリエンタル〇〇】を、いくつか紹介したいと思います!
- 「オリエンタルファッション」、「オリエンタルインテリア」などの「東洋風の○○」といった言葉
- 東京ディズニーリゾートを運営している「オリエンタルランド」
- 電気機器メーカーの「オリエンタルモーター」
- 人気お笑いタレントの「オリエンタルラジオ」
- アパレルショップの「オリエンタルトラフィック」
- 写真フィルムなどの製造、輸入販売を行う
- サイバーグラフィックの創業時の「オリエンタル写真工業」
など、オリエンタルを使った言葉は沢山存在しています!
ただ見ての通り、これらの言葉の殆どには「東洋の〇〇」といった意味は含まれていません。
強いて言うなら、日本というアジア=オリエンタルな国にある施設・名称を指しているだけですね。
オリエンタルという言葉自体が、英語の響きがカッコいいこともあり、店名などにも広く使われていることも、これだけ一つの言葉が広まった理由と言えます。
まとめ
今回は「オリエンタル」という言葉の意味や使い方・反対語である「オクシデンタル」について解説させていただきました。
「オリエンタル」という言葉は、「東洋の。」という意味で使われていて、色々な企業や名称に付属して意味を成すこと多くあります。
一方で、ただ響きの良さから使っているだけの場合もしばしば・・・
ぜひ、次見た時は、「このオリエンタルはどういう意味かな?」と考えてみてくださいね!