仕事をする上で使うことが多い『ご希望に添えず申し訳ございません』この言葉は、相手の方の思っていた理想像にならなかった時などに使うイメージですよね。 『ご希望に添えず申し訳ございません』の本当の意味を知ってい […]
仕事をする上で使うことが多い『ご希望に添えず申し訳ございません』この言葉は、相手の方の思っていた理想像にならなかった時などに使うイメージですよね。
『ご希望に添えず申し訳ございません』の本当の意味を知っていますか。
そこでここでは『ご希望に添えず申し訳ございません』の意味やどういう時に使うのか、正しい使い方などを紹介してきたいと思います。
Contents
『ご希望に添えず申し訳御座いません』の意味とは?
意味:相手の方の意見や期待、要望に応えられなかったことに対して謝ること
となっています。
主に取引先や、お客さんなど目上の方に使われる言葉ですね。
では、どんな時に、どの様に使ったら良いのでしょうか。
次は具体的にどういったシチュエーションで用いるのかを解説していきます。
ご希望に添えず申し訳ございませんの正しい使い方を例文解説
『ご希望に添えず申し訳ございません』は、相手の方の意見、期待、要望に応えられなかった時に相手の方に謝罪する時に使う言葉です。
主に、ビジネスメールや電話対応・店員さんなどが使う丁寧な謝罪の言葉ですね。
実際にどの様に使うのかについては、例文で詳しく説明していきます。
お客さんの要望に応えられなかった場合
お客さん:「この服のMサイズってありますか?」
店員A子:「現在この商品のMサイズは在庫を切らしておりまして・・・ご希望に添えず申し訳ございません。」
お客さん:「この商品券は使えますか?」
店員B子:「こちらの店舗では使用できない商品券となっております。ご希望に添えず申し訳ございません。」
店員さんが使うことは多いですね。
特に、デパートなど少し高級なお店では、店員さんの対応も丁寧なことが多く、そういった場所では多々用いられている言葉です。
取引先の期待に応えられなかった場合
取引先:「もう少し出来ると思ったんだけどな。今回は見送らせていただくよ」
担当者:「ご希望に添えず申し訳ございません。◯日までにやり直しますのでもう一度、やり直させて頂けないでしょうか」
仕事上での関係においては、丁寧な言葉づかいが必須。
ビジネスの場においても、よく用いられますね。
ここまでの例文は、相手がすぐ近くにいる場合の例文でした。
では、ビジネスメールではどういう時に使うのかを次は見ていきます。
ビジネスメールで使うと時にはどう使う?
ビジネスメールでは、書かれている文章が残ります。
そして、相手の顔を見ることができないので文章のみで謝罪の気持ちを伝えなければいけません。
文章はどうしても冷たく感じられるものです。
メールやSNSでの会話のやり取りで言葉の受け取りかたの温度差を感じた経験はありませんか?
そういった、いらぬ誤解を防ぐためにも、メールでは言葉で伝えるよりも丁寧に、気を配って書く必要があります。
シンプルなところですと、
「この度は◯◯様のご希望に添えず大変申し訳ございません」
ですね。
小さな違いですが、『大変』を使うことでより謝罪の気持ちが伝わると思います。
他には、
「この度は、ご要望いただいた商品の発注が、先日の天災の影響で間に合わず、〇〇様が希望されている期間までの納品が難しくなってしまいました。
数ある会社の中から当社を選んでいただいたにも関わらず、ご希望に添うことが出来ず、本当に申し訳ございません。
調べてみたところ、☓☓社の方で、同じ商品を納品していると確認できましたので、もしご希望なら、そちらに連絡をとって納品していただこうと思っています。」
このように
- 何故期待に沿うことが出来ないのか
- 代替案
などまで用意して連絡すれば、こちらの誠意はしっかりと伝わりますね。
同じ言葉ですが、ほんの僅か言葉をプラスするだけで、相手にしっかりと誠意を伝えることは出来ます。
「ご希望に添えず申し訳ございません。」
とても丁寧な言葉ですが、それだけにこの言葉に頼りすぎないのも重要ですね。
まとめ
今回は 「ご希望に添えず申し訳ございません」の意味や使い方を掘り下げていきました。
- 『相手の方の意見や期待、要望に応えられったかたことに対して謝る』という意味
- 主にビジネスメールや電話対応・店員さんが使っている
- メールで使う場合は言葉で伝える時よりも丁寧に、より慎重に伝える
といった部分を意識してもらえれば、より使いやすいかなと思います。
今回の記事は参考になりましたか?
もし、満足行く内容でない方が入れば、この言葉で謝罪させて下さい・・・
「ご希望に添えず申し訳ございません。」