レベチの意味や使い方を例文解説!由来や語源も紹介

若者が使っている言葉は、若者の間では常識かもしれませんが、おじさん世代になると何を言っているのかさっぱりということはよくあります。 レベチもその例の一つですね。   正直、おじさん世代になると、この言葉は使うこ […]

若者が使っている言葉は、若者の間では常識かもしれませんが、おじさん世代になると何を言っているのかさっぱりということはよくあります。

レベチもその例の一つですね。

 

正直、おじさん世代になると、この言葉は使うことはないですが・・・

会社などで世間話をする際に、半ば無意識で「レベチですよ~」といった具合に使ってくる部下もいます(;・∀・)

 

そこで今回は、レベチの意味や使い方・由来や語源までも、しっかりと解説していきたいと思います!

記事は下に続きます。

レベチの意味

レベチですが、「格が違う」という意味になります。

若者言葉であるレベチですが、主にギャル、ギャル男を中心に使われる傾向があり、彼女らの言葉は独特の文化があります。

 

また流行り廃りも激しいので、正直数年後にはレベチは古い言葉として扱われている可能性もありますね…

 

  • 相手の格が違いすぎて叶わない場合
  • 物事の程度が異常の場合

 

などに若者言葉としてはレベチが多く使われます。

レベチの由来・語源を紹介

レベチの意味や使い方

ではレベチの由来や語源は一体何なのでしょうか?

 

レベチの由来と語源は「レベルが違う」になります。

「格が違う」と「レベルが違う」は意味としてはほとんど同じですが、「格が違う」だと文語的な表現がして、ちょっと硬いイメージですよね。

 

それで主に意味としては同じで言いやすい「レベルが違う」が主に若者の間で流行りました。

 

この「レベルが違う」はアラサーの筆者が高校生頃にはあった言葉ですので、かなり昔からある言葉ですね。

 

若い人をゲームをやっている人が多いので、「レベル」という概念が身近にあったのが、「レベルが違う」深く浸透した理由の一つでしょう。

 

そして若者を中心に浸透した「レベルが違う」がギャル、ギャル男を中心に「レベチ」とさらに略してそれが広まっていったということです。

 

使い方等は「レベルが違う」とは変わっていないので、昔「レベルが違う」を使っていた人は、そのままそれをレベチに言い換えても意味は成り立ちます。

 

それだけでだいぶ言葉としては良い意味で若々しく、悪い意味では意味合いが軽くはなりますね。

レベチの使い方を例文解説

それではレベチの使い方を実際の例文を交えて解説をしたいと思います。

 

コト

あいつの実力、レベチじゃね?

若者同士で、スポーツなりゲームで遊んでいたら、一人だけ桁違いの実力を持っている状況ですね。

この場合は、素直に相手の実力を認めており、暗にですが相手には敵わないというニュアンスも含まれています。

 

つとむ

この店は他の店とはレベチだ

これも、その店だけ、周囲の店とは桁違いに美味しいという意味で使われています。

レベチですが、それが値段だったり、味だったり、コストパフォーマンスだったりはニュアンスとして含まれていません。

 

語源としては「レベル」になるので、総合的な判断をした結果、桁違いの状況の際に使われます。

 

また、基本的にレベチは肯定的に用いられます。

上記の例文では、「桁違いにうまい」と基本的には捉えられ、「桁違いにまずい」場合などではレベチはほぼ使われません。

 

コト

俺の彼女はレベチだ

これも自分の彼女が他の女性とは比べものにならないという意味ですね。

しかし、比べものにならないほど良い彼女という意味ですが、その情報としては容姿なのか、性格なのか、までの情報は含まれません。

 

あくまでもレベチは主観的な評価が多いため、実際他者から見たら、「レベルが違う、というわけではない」ということはよくあります。

その場合は、あまり否定をせずにそっとしておいてあげましょう笑

レベチとダンチの違い

レベチと似たような意味の言葉で、ダンチという言葉はご存知でしょうか?

ダンチは十数年前から使われていた言葉ですので、知っているという人も多いかもしれません。

 

また、レベチよりは知らなくても予想が立てやすいかもしれないです。

 

ダンチは「段違い」の略になります。

レベチとは違って、慣用句をそのまま略しているので、意味もわかりやすいですね。

 

ではレベチとダンチでは違いはあるのでしょうか?

結論としては、この二つにあまり違いはありません。

 

上記の例文はダンチでも全て言い換えることができます。

段違いは桁違いの類義語であり、また相手を認める肯定の意味合いが強いので、そのままレベチとしても言えます。

 

どちらを使うかは個人的な好みになります。

ただ、筆者の個人的な感覚としては、ダンチの方がまだ通じやすくて、レベチになるとギャル語感が強い感じがしますね笑

 

レベチの意味まとめ

レベチの意味ですが、「レベルが違う」の略で、「格が違う」「桁違い」と同義の言葉になります。

 

またレベチを使う際には、相手の実力を認めていて肯定する意味合いが含まれており、自分は敵わないというニュアンスが含まれることを覚えておきましょう。

 

レベチもダンチもですが、言葉を略すと、言葉の意味合いとしては軽く感じてしまうことがあります。

そして、それは良い面もあれば悪い面もあります。

 

レベチに限らず、略し言葉や若者言葉を使う際は時と場合を考えて、うまく使うようにしてくださいね!