さようならの本当の意味や由来・語源を解説!漢字で書くと左様なら?

「さようなら」の本当の意味を知っていますか?   相手に別れを伝える言葉、さようなら。 学校でも帰りの会の終わりに「皆さん!さようなら!」と言っていたことがあるはずです。   なので、あなたも「さよう […]

「さようなら」の本当の意味を知っていますか?

 

相手に別れを伝える言葉、さようなら。

学校でも帰りの会の終わりに「皆さん!さようなら!」と言っていたことがあるはずです。

 

なので、あなたも「さようなら」という言葉を

 

  • 「ばいばい」
  • 「じゃあね!」

 

などと同じ類の言葉だと思っているはず!

なのですが・・・

 

今回は、短すぎて意外と知らないこの言葉の意味や由来・漢字について掘り下げます!

記事は下に続きます。

さようならの本当の意味

皆さん1度は口にしたことがある言葉「さようなら」

小さな時からお別れするときなどに「さようなら」という言葉を使用しているかと思います。

 

 

実はこの「さようなら」という言葉、「ばいばい」や「じゃあね!」と言った言葉とは全く違う意味を持つ言葉になります。

 

なんと、「さようなら」は「さようならば」が変化した言葉で、元々は「それならば」「それでは」という接続詞として使用されていたというのです!

 

それが「ごきげんよう」や、「のちほど」と言った別れの表現と結びついた形になっていき、江戸時代後期に「さようなら」という1つの言葉として一般化していったのです。

 

今まで私たちがお別れの言葉として使っていた「さようなら」が、元々は「接続詞」だったなんて想像もしませんでしたよね!

本当に驚きでしかありません。

さようならの由来・語源を解説

さようならの語源は、「さようならば」です。

「さようならば」の「ば」が略され挨拶になったということ。

 

今は全くと言っていいほど聞かない「さようならば」という言葉ですが、「これで別れましょう」という意味を持っていて別れの挨拶として江戸時代ほど昔に使用されていました。

 

また江戸時代では、

 

「こんにちは、お元気ですか?」

「はい、おかげさまで元気です。」

「さようなら、ごきげんよう」

引用:『日本のこころの教育/堺野勝悟著』(致知出版社)

 

これが日本人の基本的な挨拶だったというのです。

「こんにちは」というのは、「やあ、太陽さん」という呼びかけであり、「元気ですか?」とは、元の気という意味で太陽のエネルギーをさしています。

 

そんな二つの言葉をつなげた「こんにちは、元気ですか?」とは、

 

「今日も太陽さんと一緒に明るく元気に生きていますか?」

 

と言う確認の挨拶であったのです。

そして、これを受けて、「はい、元気です」と答えるのは「はい、太陽さんと一緒に元気に生きていますよ」と言っていることになり、その返事として

 

「さようならば、ごきげんよう」

 

というのは、「そうですか、太陽さんと一緒に生活しているならばご気分がよろしいでしょう」と言っていることになったのです。

 

 

また、江戸時代までは「さらば、ごきげんよろしう」や「さようなら、ごきげんよう」と全部言っていたそうなのですが、明治に入り

 

  • 男性は「さようなら」
  • 女性は「ごきげんよう」

 

としか言わなくなったというのです。

 

そして昭和に入り現代に近づくにつれ、男性だけでなく女性の方々も「ごきげんよう」とは言わなくなり、「さようなら」だけを言い友人などと別れるようになっていきました。

 

時代が流れていくにつれ、「さようなら、ごきげんよう」という1つの挨拶の言葉が、「さようなら」と「ごきげんよう」に分かれて使われるようになり。

気づいたら現代のように、「ばいばい」や「じゃあね」といった言葉が生まれたために、「さようなら」はあまり使われなくなってきた。

 

そう考えると、日本人の言葉の文化って本当に不思議で面白いものだと思いませんか?

私たちの生きる時間の流れとともに、言葉たちも日々進化し、言葉の形を変えていっているようです。

 

 

あと数十年後には「ばいばい」や「じゃあね」さえも使われなくなり、新たな言葉が生み出されている可能性は十分にありますね。

私は言葉の変化というのは、私たちの生きる生活の中での1つの楽しみでもあるなと思いました。

漢字で書くと左様なら!?

そんな「さようなら」という言葉を漢字で書くと「左様なら」になります。

これは、一番最初に紹介した「さようなら」は「接続詞」であったという話が関わってきています。

 

「左様ならば」の意味というのが「それなら」となるため、いま私たちが使っている「さようなら」という挨拶は、漢字で書くと「左様なら」となるということ。

意味は時代の流れとともに変わっていくのに、漢字での書き方は変わらないということでそこもまた面白いですよね!

まとめ

今回は、さようならの本当の意味や由来・漢字について掘り下げていきました!

 

「さようなら」という言葉は元々接続詞であったということで、本当にびっくりしましすよね。

まして、別れの挨拶ですらなかったのですから、日本語というのは本当に面白いです!

 

今は別れの言葉として使用されているのに、昔は接続詞だったなんてほとんどの方々は知らないはず。

ぜひ、お友達や家族などに「さようなら」の本当の意味って知っている?と聞いてみて、意味を教えてあげてくださいっ!