体験と体感の違い!それぞれの意味や使い方を例文で解説

「体験」そして「体感」の意味、あなたはご存知でしょうか?   二つの言葉にはどちらも「体」という言葉が使われています。 そのため、「体」が関係する言葉なのでは?と思うはず!   果たして「体験」と「体 […]

「体験」そして「体感」の意味、あなたはご存知でしょうか?

 

二つの言葉にはどちらも「体」という言葉が使われています。

そのため、「体」が関係する言葉なのでは?と思うはず!

 

果たして「体験」と「体感」は、体が関係する言葉なのでしょうか?

1つ1つ意味そして例文を詳しくご紹介します。

記事は下に続きます。

体験の意味

まずは「体験」の意味を見ていきましょう。

 

体験の意味

自分で実際に経験すること。また、その経験。

 

「体験」という言葉はやはり、「体」を使って実際に何かを経験するということでした!

 

また哲学では・・・

 

個々の主観のうちに直接的または直観的に見いだされる生き生きとした意識過程や内容。

 

という意味もあります。

哲学の意味で考えるとめちゃくちゃ難しそうな言葉のようにも感じるので基本的には、「自分で実際に経験すること。」という意味であると覚えておくといいかもしれません!

使い方を例文で解説

「体験」の使い方を例文で見ていきましょう。

 

例文1
A「私は今度ヨガを体験してみたいと思うんだけど、あなたも一緒にどう?」
B「ヨガ私やりたかったのよね!是非一緒に体験しにいきましょう!」
例文2
A「あなたは器械体操を体験しようと思いますか?」
B「はい!近いうちに体験したいなと思っています。」
例文3
「私は先日とても貴重な体験をさせていただきました。」

このようにとっても簡単に「体験」と言う言葉は使用することができるのですね。

 

続いて「体感」の意味を見ていきましょう。

体感の意味

「体感」は二つの意味があります。

 

体感の意味

からだで感じること。

皮膚や内臓の諸器官に加えられた刺激による感覚。暑さ・寒さ・痛み・吐きけなどの感覚。

やはりこちらも「体」が関係している言葉でしたね!

 

あなた自身の体で感じること・・・そして、あなたの体(皮膚や内臓)に受けた刺激による感覚を体感というということで、使い方を例文で見ていきましょう!

 

使い方を例文で解説

「体感」の使い方の例文はコチラ。

 

例文1

「私は現在の冬の寒さを体感しています。」

例文2

「あなたはあの想像を絶する痛みを体感したことがありますか?」

例文3

「やっぱり一度はしっかりと体感しておいた方がいいと思うよ。」

「体験」と同じく「体感」と言う言葉もとても簡単に使用することが出来るということが分かりました。

 

では、「体験」と「体感」の違いはどのようなものなのでしょうか?

 

体験と体感の違い

まず「体感」という言葉は、今ここで起きている身体感覚の反応をいいます。

そして「体験」とは、「体感」が起きた後に、言葉に変換した自分自身の受け止め方を言うのです。

 

例えばあなたが転んでけがをしたとします。

あなたはきっと「痛い!!」と思うはず。

 

これは、既に痛みが走った後の瞬間的な言葉なので「体感」です。

 

次にあなたがこの転んで痛かった出来事を

「私はこの前転んでけがをして本当に痛かった。」と誰かに話すとします。

 

するとこれは、「体感」したことを「体験」として伝えているということになるのです。

 

簡単にまとめると

 

  • 「体感」している時は、その時の反応だけ
  • 反応を言葉にした瞬間に、思考・概念により「体験」となる

 

のです。

まとめ

「体験」と「体感」と言う言葉は、似ているように思えるのですが実査は全然違う意味の言葉であると言うことが分かりました。

 

「体験」することも「体感」することも生きていく中ではとても必要なことでしょう。

 

様々なことを「体験」していき、色々な「体感」を受けられるようになるといいですねっ!