気晴らしと気分転換の違いや使い方!例文で意味を掘り下げます

日本語には似たような意味を持つ言葉がたくさんありますが、「気晴らし」と「気分転換」の意味の違い、わかりますか!? 同じ意味合いとして使いがちなこの2つの言葉…   今回は「気晴らし」と「気分転換」の意味の違いを […]

日本語には似たような意味を持つ言葉がたくさんありますが、「気晴らし」と「気分転換」の意味の違い、わかりますか!?

同じ意味合いとして使いがちなこの2つの言葉…

 

今回は「気晴らし」と「気分転換」の意味の違いを、例文も交えながらご紹介します。

記事は下に続きます。

気晴らしの意味

気晴らし(きばらし)」は「憂鬱な気持ちを発散するために、ほかのことをする」ことです。

仕事や勉強、満員電車、家事、育児など日常生活の中には様々なストレスが隠れています。

 

忙しい日々を送っていると、人はそんなストレスで気持ちが押しつぶされそうになったり、体調を崩したりしてしまうことも…

そうならないためにも好きなことをするなどしてストレスを解消、発散する必要があるのですが、これがまさしく「気晴らし」です。

 

「気晴らし」の内容は自由です。

ゆっくりコーヒーを飲む、読書をする、体を動かす、おいしいものを食べる、夜更かしをする、ドライブに行く…

 

自分自身が「ストレスから解放され、楽しかった!」と感じることができれば、それは立派な「気晴らし」です。

使い方を例文で解説

「気晴らし」の使い方を例文で確認しましょう。

 

  • 残業続きで疲れてるけど、土曜日は気晴らしに海にでも行きたいな
  • 単調な日々の繰り返しに飽き飽きしてきたから気晴らしに遠くに旅行に行こう
  • 夫が育児も大変だろうと気晴らしに美容院やランチに行く時間をくれた

 

何かしらのストレスから解放するために行う、というのが伝わってきますね。

気分転換の意味

続いて「気分転換(きぶんてんかん)」です。

「気分転換」は書いて字のごとく、「気分を変える、気分が変わる」ことを指します。

 

例えばずっと勉強していて疲れた時、体操をしたりジュースを飲んだリして気分を変えてスッキリすることで、また頑張ることができますよね。

「気分転換」の方法も「気晴らし」と同じく人それぞれです。

使い方を例文で解説

「気分転換」の例文をご紹介します。

 

  • 仕事中の気分転換は屋上に行って外の空気を思いっきり吸うことだ
  • 受験生で勉強ばかりの毎日だが、今日は気分転換に映画を見に行ってきた
  • 思いっきり運動するといい気分転換になりますよ

 

何かをすることで、それまでとは違う気分になれることがわかりますね。

気晴らしと気分転換の違い

「気晴らし」と「気分転換」、どちらも「好きなことをしてスッキリとした気分になる」という点では同じですよね!

では2つの言葉は何が違うのか…?

 

  • 「気晴らし」はする前に何かストレスを感じていて、好きなことをすることでストレスから解放されてスッキリする
  • 「気分転換」は特にストレスなどはなく、単純に今とは気分を変えてスッキリする

 

という点ではないでしょうか。

 

「気晴らし」というと、その前に「何か嫌なことがあったのかな?」と思いますよね。

一方「気分転換」は、それまでずっと同じこと(仕事や勉強など)をしていた、というような印象です。

 

2つの違いを理解しておくと、正しい使い方ができると思います(^^)

まとめ

今回は「気晴らし」と「気分転換」の違いについてご紹介しました。

2つの言葉の意味は、

 

気晴らし:憂鬱な気持ちを発散するために、ほかのことをする。ストレスを抱えている

気分転換:気分を変えるために何かをする。ストレスは特にない

 

です。

「気晴らし」も「気分転換」も、その方法はさまざまで、スポーツや読書、ゲーム、美味しいものを食べる、お酒を飲む、カラオケで大声で歌う、ドライブをするなど、気持ちがスッキリする好きなことであればOK。

 

自分に合った「気晴らし」でストレスからの解放、「気分転換」で気持ちをスッキリさせて新たな気持ちで物事に取り組めると良いですね!