高をくくるの意味や使い方を例文解説!類語や語源も紹介

普段、日常的に使っている言葉や、文章などでよく見る言葉でも、詳しくはわからない言葉ってよくありますよね。 【高をくくる】もその一つだと思います。   使い方としては、油断をするみたいな感じの使い方だと思いますが […]

普段、日常的に使っている言葉や、文章などでよく見る言葉でも、詳しくはわからない言葉ってよくありますよね。

【高をくくる】もその一つだと思います。

 

使い方としては、油断をするみたいな感じの使い方だと思いますが、正確な使い方までをしっかり把握している人は少ないと思います。

そして、何より

 

「高をくくるの【高】って何なんだよ!」

 

て感じですよね(笑)

ここでは知っているようで意外と知らない「高をくくる」の意味や使い方を例文を交えて解説をし、さらに類語や語源も紹介したいと思います!

記事は下に続きます。

高をくくるの意味

まずは高をくくるの意味からです。

高をくくるの意味を調べてみると

 

①その程度だろうと安易に予測する

②大したことはないと見くびる

Weblio辞書参照)

 

と、あります。

基本的には予想を低めに見誤っていたり、相手を下に見ていたらしっぺ返しを食らったみたいな際に使われますね。

 

立場が逆転するシーンにも使われますので、漫画や小説にもよく使われており、小説「羅生門」に使われているのが有名です。

それで馴染みが深い言葉になっているのかもしれませんね。

 

では続いて、高をくくるの使い方を例文を交えて解説したいと思います。

高をくくるの使い方を例文で解説

「高をくくる」ですが、以下のような使い方ができます。

 

高をくくる例文1

彼は出来っこないと高をくくっていたが、見事に裏切られた。

 

 

部下にしろ、友人にしろ、相手がすることを出来っこないと決めつけていたのに、相手がそれを見事に成功させたシーンですね。

この「裏切られた」は、普段の裏切るではなく、「良い意味での期待を裏切る」の使い方をしているので、相手が成功をした様子を表していますね。

 

高をくくる例文1

対戦相手が格下だと高をくくっていたら、試合に惨敗した。

 

高をくくるをという言葉は、試合の状況を表すのに非常に便利です。

きっと対戦相手が格下ということで、舐めきっていたのですね。

 

それなのに惨敗して、呆気に取られている様子が思い浮かびます。

少年マンガにありそうなシーンですね(笑)

 

高をくくる例文1

高をくくって勉強をしないでいたら、赤点になってしまった。

 

テストで余裕をこいて、全然勉強していなかったら、予想に反してテストが難しく赤点になってしまった様子ですね。

まぁある意味当たり前なのですが、このような経験をしたことがある人もいると思います。

 

 

このように相手を見くびった結果、自分が負けたり、返り討ちにあうシーンで高をくくるはよく使われます。

 

高をくくるはこの言葉一つで「油断」「慢心」というニュアンスが含まれますので、大変使いやすいです。

 

「油断をして負けた」より「高をくくって負けた」の方が、より油断と慢心によって無様に負けた感が出てきますよね。

このようなニュアンスを含めた言葉選びをすると、より豊かな文章表現になりますね。

高をくくるの類語がこちら!

高をくくるには類語も存在していますので、続いてそちらを紹介していきたいと思います。

 

類語①侮る

侮るも高をくくると同様の使い方が可能です。

相手の力を見くびって負ける時にもよく使われますよね。

 

類語②軽んじる

こちらも同様の言葉です。

ただ軽んじるは口語で使われることはまずないでしょう。

 

言葉のニュアンスとしても「高をくくる」や「侮る」よりは少し軽くなります。

微妙な使い分けかもしれませんが、うまく使えるようにしてくださいね。

語源も紹介

続いて高をくくるの語源も紹介していきます。

 

「高をくくる」ですが、漢字で書くと「高を括る」になります。

「高を括る」の「高」ですが、まずはこの意味からです。

 

高ですが、これは高さを表す意味ではありません。

高は物の数量や数値だったり、程度を表す尺度としての意味があります。

 

いまいちピンと来ないかもしれませんが、今でも通帳残高や生産高、撮れ高だと、高を数量をして用いていますよね。

ですので、今でも立派に使われる使い方です。

 

次に括るです。

 

括るは結えるだったり、まとめるなどの意味があります。

髪の毛を括るなどでよく用いられますね。

 

この場合だと、一つ結び、二つ結びなどの髪型をイメージすると思います。

 

このように「まとめる」という意味から、物事の区切りをつけるという意味も昔はありました。

ですので、「高を括る」は「相手の数量の程度を決める」と言った意味になりました。

 

戦国時代の頃には、相手の土地に攻め入るには米の生産料である、石高が国の力として重要な指標となってしました。

ですので、その際に相手の石高を決めつけるという意味で「高をくくる」が使われ、相手の石高を見誤り敗戦をしたことで、特に相手の力を見誤る意味で使われるようになりました。

まとめ

今回は高をくくるの意味や使い方・語源について詳しく掘り下げていきました。

 

「高をくくる」を悔しさも含めた場合に使う際にとても便利な言葉です。

このような微妙なニュアンスを持った言葉を使えるのが、日本語の面白さですね。

 

皆さんもぜひ、普段使っている言葉だと高をくくらないで、しっかりと意味を調べてみましょう。

きっと新たな発見があるはずですよ!